チュニジア共和国
第9回日本・チュニジア合同委員会
平成29年7月14日


- 7月14日,チュニジア共和国の首都チュニスにおいて,第9回日本・チュニジア合同委員会が,薗浦健太郎外務副大臣を日本側団長,サブリ・バッシュトブジ外務大臣付国務長官(H. E. Mr. Sabri BACHTOBJI, State Secretary to the Minister of Foreign Affairs in charge of Foreign Affairs)をチュニジア側団長とする両国代表団の間で開催されました。
- 日本・チュニジア合同委員会は,1984年10月,ムザリ・チュニジア首相(当時)訪日の際,二国間の共同コミュニケにおいて設置が合意され,1985年に第1回会合(於:チュニス)を開催して以来,定期的に東京,チュニスにおいて交互に開催しています。
- 今回の会合では,二国間関係全般,国際情勢等について,活発な意見交換が行われ,二国間関係のセッションでは,要人往来の活発化及びチュニジアの民主化を下支えする経済分野における協力等について,幅広く意見交換を行いました。
- 国際情勢のセッションでは,リビア情勢を始めとする中東・北アフリカ情勢,東アジア情勢などについて,活発な議論を行いました。
- なお,今回の会合時には,薗浦副大臣とバッシュトブジ外務大臣付国務長官との間で,円借款「スファックス海水淡水化施設建設計画」に関する書簡の交換が行われました。
- 今回の会合は,2015年のチュニジアの民主化プロセス完了以降初めての開催となり,これまでの長年にわたる二国間の友好・協力関係を再確認するとともに,更なる関係強化に向けて有意義な議論を行う機会となりました。