アルゼンチン共和国

安倍総理大臣のアルゼンチン共和国訪問

平成28年11月21日

英語版 (English)

 安倍総理大臣はアルゼンチン共和国を訪問し,11月21日(月曜日)にブエノスアイレス市における行事に参加したところ,結果概要は以下のとおりです。

1 主要日程

  • 日系人との交流
  • 献花式
  • 日・アルゼンチン首脳会談
  • 署名式・共同記者発表
  • マクリ大統領主催午餐会
  • 日本・アルゼンチン経済フォーラム
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    日系人との交流行事に出席する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)
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    献花式に出席する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)
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    日本・アルゼンチン経済フォーラムでスピーチする安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)

2 日系人との交流

 安倍総理大臣は,ブエノスアイレス市内にある沖縄県人連合会(沖連)会館において,アルゼンチンに在住の日系人約1,000名及び中南米9か国の日系人代表約20名と交流しました。安倍総理大臣から,アルゼンチン社会で信頼を得ている日系人の方々に対して感謝の意を伝えるとともに,中南米の日系人代表が国境を超えて特に若い世代の連繋に意を注いでいることを称えました。

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    日系人との交流行事に出席する安倍総理
    (写真提供:内閣広報室)
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    日系人との交流行事で挨拶する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)
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    日系人との交流行事に出席する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)

3 日・アルゼンチン首脳会談

 現地時間21日午後12時30分(日本時間22日午前0時30分)から約50分間,安倍総理大臣は,大統領府官邸において,マクリ大統領と会談を行いました。

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    日・アルゼンチン首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)

(1)冒頭,マクリ大統領から,安倍総理大臣の訪問を歓迎するとともに,貿易・投資を中心に新しい両国関係を築いていきたく,日本企業に期待している,また,観光,スポーツ,科学・技術の分野でも両国関係を発展させていきたいとの発言がありました。

(2)安倍総理大臣からは,公式訪問招待への感謝と共に,日本の現職総理大臣として57年振りにアルゼンチンを訪問でき嬉しい旨述べました。
 また,日本とアルゼンチンは,日系社会の存在もあり,100年以上友好的な関係を築いており,自由,民主主義,人権,法の支配といった基本的価値を共有する重要なパートナーです。こうした両国の関係を一層前進させるべく,両首脳は次の点で一致しました。

  •  戦略的パートナーシップを構築します。
  •  投資協定交渉の早期妥結を目指します。引き続き,投資及び貿易の発展やビジネス環境改善のための取組を着実に進めます。
  •  アルゼンチンがメルコスール暫定議長国となる明年前半に日・メルコスールの対話を進めます。

(3)さらに,安倍総理大臣から,マクリ大統領が自由開放的な経済政策を推進し,中南米の変化を牽引していることを歓迎しました。また,4月の首脳会談以降,経済界の参加を得て協議枠組みが発足するなど,インフラ分野を始めとして,アルゼンチンのビジネス機会への日本企業の理解と関心が増進されていることに言及し,今後,アルゼンチンへの日本からの民間投資が更に進むよう,JBIC別ウィンドウで開くNEXI別ウィンドウで開くを積極的に活用するとともに,アルゼンチンの産業人材支援などを通じて,日本企業のアルゼンチンでの活動を支援する取組を更に進めていくと述べました。

(4)両首脳は,国際社会の諸課題についても幅広く意見交換しました。
 安倍総理大臣からは,最近の東アジア情勢について説明し,地域及び国際社会の平和や安定の確保には,航行の自由の確保や法の支配の貫徹が不可欠である旨発言しました。
 安倍総理大臣から,拉致問題を含む北朝鮮問題についても言及するとともに,核・ミサイル開発の懸念を表明し,マクリ大統領はかかる懸念を共有しました。
 また,両首脳は,アルゼンチンが主催する2017年WTO閣僚会議や2018年G20サミットに向けて協力していくことでも一致しました。

4 署名式・共同記者発表

 首脳会談に続いて,安倍総理大臣及びマクリ大統領の立ち会いの下,以下の協力覚書の署名及び交換がそれぞれ行われました。

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    署名式に立ち会う両首脳
    (マルコーラ外務大臣と福嶌駐アルゼンチン日本大使)
    (写真提供:内閣広報室)
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    署名式に立ち会う両首脳
    (石毛ジェトロ理事長とプロカチーニAITA総裁)
    (写真提供:内閣広報室)
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    署名式に立ち会う両首脳
    (波多野JOIN代表取締役社長とプロカチーニAITA総裁)
  • 日本国外務省とアルゼンチン共和国外務・宗務省との間の政策協議の強化されたメカニズムの設立に関する協力覚書(署名者:マルコーラ・アルゼンチン外務大臣及び福嶌駐アルゼンチン日本大使)
  • 日本貿易振興機構(ジェトロ)と投資・貿易促進庁(AITA)との間のビジネス促進に向けた両者の関係強化と協力の枠組みを構築するための協力覚書(署名者:石毛ジェトロ理事長及びプロカチーニAITA総裁)
  • 海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)とAITAとの間の交通・都市開発プロジェクトに関する情報交換・協議を行うための協力覚書(署名者:波多野JOIN代表取締役社長及びプロカチーニAITA総裁)

 また,両首脳は,二国間の文脈及び国際場裡における両国の協力関係を一層強化するための幅広いビジョンを取りまとめた共同声明骨子(PDF)別ウィンドウで開く仮訳(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く )を発表しました。

5 マクリ大統領主催午餐会

 安倍総理大臣は,大統領府で開催されたマクリ大統領主催の午餐会に出席しました。マクリ大統領は,二国間関係が新たな段階に達したこの次期に安倍総理大臣がアルゼンチンを公式訪問したことを歓迎しました。安倍総理大臣は,アルゼンチンにおける日系社会の貢献を賞賛し,マクリ大統領の力強いリーダーシップを背景に,首脳・閣僚間の交流が拡大しており,両国の関係は更なる深化の節目を迎えていることを歓迎しました。また,安倍総理大臣は,「解放者サン・マルティン勲章大十字型章」を受勲しました。

6 日本・アルゼンチン経済フォーラム

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    日本・アルゼンチン経済フォーラムに出席する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)
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    日本・アルゼンチン経済フォーラムに出席する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)
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    日本・アルゼンチン経済フォーラムに出席する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)

 安倍総理大臣は,日本・アルゼンチン経済フォーラムに出席し,日本とアルゼンチンの経済関係は大きな潜在性があり,両国で,二国間投資協定等の法的枠組みの整備や両国のビジネス環境の改善に取り組んでいく旨述べました。


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