キューバ共和国

安倍総理大臣のキューバ訪問

平成28年9月24日

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 安倍内閣総理大臣はキューバを訪問し,9月22日(木曜日)から9月23日(金曜日)にかけてハバナにおける行事に参加したところ,結果概要以下のとおりです。なお,今回の安倍総理の訪問は,日本の総理大臣による初めてのキューバ訪問となりました。

I 概要

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    カストロ前キューバ国家評議会議長と
    会談する安倍総理
    (撮影:Alex Castro)
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    カストロ・キューバ国家評議会議長と握手する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)
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    日・キューバ首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)

1 主要日程

(1)9月22日(木曜日)

  • フィデル・カストロ前国家評議会議長との懇談
  • 日系人との懇談
  • ホセ・マルティ像献花式典
  • 歓迎式典
  • 日キューバ首脳会談
  • 無償資金協力署名式
  • ラウル・カストロ国家評議会議長主催夕食会

(2) 9月23日(金曜日)

  • 内外記者会見
  • 日系人慰霊堂献花
  • ハバナ旧市街視察

2  行事

(1)フィデル・カストロ前国家評議会議長との会談

(2)日系人との懇談

 9月22 日(木曜日),午後4時35 分(現地時間。日本時間23日午前5時30分)から約20分間,安倍総理大臣夫妻は,ハバナ市内のホテル・メリア・コイーバにおいて,キューバ日系人との懇談会に出席しました。
 懇談には,ミヤサカ日系人連絡会会長,ミヤザワ青年の島日系人会会長,ヨヘナ沖縄県人会会長,オカダ氏(山口県出身日系人)を含む日系人54名が出席しました。安倍総理は,日系人の努力や苦労に敬意を表し,日系人を通じて日本人の勤勉さがキューバから高く評価されていることは大きな誇りであるとの挨拶を行いました。ミヤサカ会長からは,キューバに定住した日本人は日本人の美徳を子孫やキューバ人に残すことでキューバ国民によい影響を与えてきた,キューバ日系社会として更なる両国関係の発展に貢献していきたい旨述べました。

(3)ホセ・マルティ像献花式典

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    献花式典に出席する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)
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    献花式典に出席する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)
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    献花式典に出席する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)

 9月22日(木曜日),午後5時30分から(現地時間。日本時間23日午前6時30分)から約25分間,安倍総理大臣夫妻は,ハバナ市内の革命広場においてホセ・マルティ像への献花を行い,ホセ・マルティ記念館を視察しました。

(4)歓迎式典

 9月22日(木曜日),午後6時5分から(現地時間。日本時間23日午前7時5分)から約10分間,安倍総理大臣は,ラウル・カストロ国家評議会議長の出迎えを受けた後,国家評議会で行われた歓迎式典に出席しました。

(5)日キューバ首脳会談

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    日・キューバ首脳会談に臨む両首脳>
    (写真提供:内閣広報室)
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    日・キューバ首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)
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    日・キューバ首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)

(6)無償資金協力署名式

 9月22日(木曜日),午後7時5分から(現地時間。日本時間23日午前8時5分)から約7分間,安倍総理大臣及びラウル・カストロ国家評議会議長の立ち会いの下,渡邉優駐キューバ日本大使とロドリゴ・マルミエルカ外国貿易外国投資大臣との間で,無償資金協力「主要病院における医療サービス向上のための医療機材整備計画」に関する書簡の署名及び交換が行われました。

(7)ラウル・カストロ国家評議会議長主催夕食会

 9月22日(木曜日)午後8時40分(現地時間。日本時間23日午前9時40分)から約80分間,安倍総理大臣夫妻は,国家評議会で開催されたラウル・カストロ国家評議会議長主催夕食会に出席しました。

(8)日系人慰霊堂献花

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    握手する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)
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    日系人慰霊堂に献花する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)
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    日系人慰霊堂に献花する安倍総理大臣
    (写真提供:内閣広報室)

 9月23日(金曜日),午前9時15分(現地時間。日本時間23日午後10時15分)から約5分間,安倍総理大臣夫妻は,ハバナ市内のコロン墓地において日系人慰霊堂を参拝し,献花を行いました。

(9)ハバナ旧市街視察

 9月23日(金曜日),午前9時30分(現地時間。日本時間23日午後10時30分)から約50 分間,安倍総理大臣夫妻は,1982年に世界遺産に登録されたハバナ旧市街を訪問し,支倉常長像,アルマス広場,旧総督邸,ホテル・アンボス・ムンドス,アジアの家及びビエハ広場を視察しました。アジアの家では,広島原爆被爆地の石碑を視察し,ビエハ広場では,日本の文化無償資金協力で機材が供与されたプラネタリウムの視察を行いました。

II 評価

(1)日本の総理大臣として初のキューバ訪問

 日本の総理大臣として初のキューバ訪問であり,ラウル・カストロ国家評議会議長との初の首脳会談を行い,400年以上に及ぶ両国の友好の歴史に新たなページを開く訪問となりました。
 首脳会談では,外相間での協議等を通じ,幅広い分野での更なる関係強化や二国間・国際場裡における協力を加速化し,様々な分野でパートナーシップを強化していくことを確認しました。

(2)経済関係の強化

 昨年の米国とキューバの外交関係の再開を受けて,日本の民間企業によるキューバ市場に対する注目が高まっています。キューバ政府は経済社会モデルの現代化において外資導入を推進しており,また,日本からの投資にも期待が高まっています。
 今次首脳会談では,キューバの発展に向けて日本の投資が重要な役割を果たすとの見解で一致しました。投資を含む経済関係の強化に向け,両国の官民をあげた取組みが進められます。

(3)経済協力の本格化

 キューバには交通やエネルギー分野をはじめ膨大なインフラ需要が存在することから,経済協力を本格的に推進していくため,JICA別ウィンドウで開く事務所を開設することとしました。

(4)非同盟運動諸国の雄として存在感を示し続けるキューバとの関係強化

 全世界で100か国以上が参加する非同盟運動諸国の中で,途上国のリーダー的存在として,その立場を代弁して存在感を示すキューバと首脳レベルの信頼関係を構築し,国際社会の諸課題についての日本の貢献や立場をカストロ議長に直接伝えることができました。


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