報道発表

キューバに対する無償資金協力
「主要病院における医療サービス向上のための医療機材整備計画」に関する書簡の交換

平成28年9月23日

  1. 1 本23日(現地時間22日),キューバの首都ハバナにおいて,安倍晋三内閣総理大臣及び先方ラウル・カストロ・ルス国家評議会議長(H.E.Mr. Raúl Castro Ruz, President of the Council of State of the Republic of Cuba)による立ち会いの下,我が方渡邉優駐キューバ大使と先方ロドリゴ・マルミエルカ・ディアス外国貿易・外国投資大臣(H.E.Mr. Rodrigo Malmierca Díaz, Minister of Foreign Trade and Foreign Investment of the Republic of Cuba)との間で,12億7,300万円を供与限度額とする無償資金協力「主要病院における医療サービス向上のための医療機材整備計画」に関する書簡の交換が行われました。

    2 この計画は,キューバの主要病院において,がん診療に必要な医療機材を供与し,同国におけるがんの診断及び低侵襲治療の強化を通じた保健医療サービスの質の向上を図るものです。

    3 キューバの生涯がん罹患リスク等は,中南米地域の平均よりも高い水準にあり,がんは2007年以降,同国の死亡原因の第1位となっています。これに対し,キューバ政府は「国家がん対策戦略」を2013年に策定し,増加するがん患者に対する迅速かつ的確な医療サービスの提供を目指して取り組んでいます。しかし,同国は,外貨不足による財政難の影響で,医療機材の恒常的な不足や老朽化といった課題を抱えています。

    4 この計画により,キューバの主要病院を対象に,医用画像診断に必要な機材,病理検査機材,身体に負担の少ない治療に必要な機材を整備することで,キューバ全土のがん診療サービスの強化が図られ,もって持続可能な社会・経済開発に寄与することが期待されます。

    (参考)キューバ共和国基礎データ
     キューバは,面積約11万平方キロメートル(本州の約半分),人口約1,126万人(2014年,世界銀行),1人当たり国民総生産(GDP)6,920米ドル(2014年,国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会)。


このページのトップへ戻る
報道発表へ戻る