世界には何か国ありますか?
国連には何か国加盟していますか?
193か国です。日本が承認している国のうち、バチカン、コソボ、クック及びニウエは国連未加盟です。日本が承認していない北朝鮮は国連に加盟しています。
外国に行くにはなぜパスポートが必要なのですか?
パスポートは、海外で通用する唯一の国際的な身分証明書で、海外へ渡航する人が渡航先でなにか問題が起きたときに必要な援助をしてもらえるよう日本政府が外国政府に依頼する公的な文書です。各国政府は外国人の入国の可否を判断するために渡航してきた人の身元を確認する必要があります。その際に国際的な身分証明書であるパスポートが必要になります。私たちはパスポートを持っていないと外国に出入国することができません。
日本人が多く住んでいる海外の国はどこですか?
日本人が多く住んでいる海外の国は
1位 アメリカ合衆国 41万4,615人
2位 中華人民共和国 10万1,786人
3位 オーストラリア 9万9,830人
となっています。
(外務省「海外在留邦人数調査統計」(令和5年10月1日現在))
中南米にはたくさんの日系人がいると聞きました。どういう人たちですか?
中南米には、日本をルーツに持ち、我が国と各国の架け橋になっている「日系人」がいます。ブラジルには世界最大となる約200万人の日系人がいるといわれています。
日本からの移住者とその子孫である方々は、各国で日系団体を設立し、日本文化の継承と普及に大きな役割を果たしてきました。
日本人の海外移住は、1868年のハワイへの集団移住から始まりました。メキシコやブラジル、ペルーなど中南米への移住の歴史は、120年以上も前にさかのぼります。
日本から各国に渡った方は1世、その子や孫は2世、3世と呼ばれ、最近では8世も誕生しています。これらの方々は、長年にわたって努力を重ね、大きな信頼を得てきました。また、それぞれの国の発展にも大きく貢献し、大統領をはじめ多くの人から高く評価されています。
もっとくわしく知りたい人は
海外の日本語学習者数はどれくらいですか?
世界全体の日本語学習者数は、2021年の調査によると、379万4,714人(注)です。国別に見ると
1位 中華人民共和国 105万7,318人
2位 インドネシア 71万1,732人
3位 大韓民国 47万334人
です。
日本に興味を持って、日本語を勉強している人がこんなにいるというのは嬉しいことですね。
(注) 2021年度海外日本語教育機関調査(国際交流基金) による。
小・中・高校、大学などの学校教育や語学学校などで日本語を学んでいる人の数を調べたもので、テレビ、ラジオの日本語講座や個人教授などで学んでいる人の数は含まれていません。
日本の食料自給率はどれくらいですか?
日本の食料自給率は、カロリーベース(食べ物のカロリーを使って計算)で38%、生産額ベース(食べ物の価格を使って計算)で58%です(令和4年度、農林水産省調べ)。
主な食料の自給率
- 米(主食用)99%
- 畜産物 17%
- 油脂類 3%
- 小麦 16%
- 砂糖類 34%
- 魚介類 49%
- 野菜 75%
- 大豆 25%
- 果実 30%
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