国連外交
安倍総理大臣とグテーレス国連事務総長との電話会談
令和2年5月22日
5月22日,午前9時30分頃から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,アントニオ・グテーレス国連事務総長(H.E.Mr. António Manuel de Oliveira Guterres, Secretary-General of the United Nations)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,安倍総理大臣から,新型コロナウイルス感染症のもたらす危機に対し,国連がグテーレス事務総長のリーダーシップの下で対応していることに敬意を表しつつ,日本として,国連の取組を支持し,国連諸機関と引き続き緊密に連携していく旨述べました。
2 安倍総理大臣から,日本の新型コロナウイルス感染症対策につき説明し,先方からは日本の寛大な支援に対する評価と謝意が示されました。安倍総理大臣からは,日本としては,この危機の克服にむけて,人間の安全保障と持続可能な開発目標(SDGs)を理念に掲げ,国際社会の取組をリードしていく旨述べました。双方は,途上国の保健危機を防ぐことと,世界経済全体の早期回復がいずれも重要であることにつき一致しました。