世界貿易機関(WTO)
河野外務大臣とアゼベド世界貿易機関事務局長との会談
平成30年4月24日
4月24日,15時30分(現地時間)から約30分間,スイス・ジュネーブを訪問中の河野太郎外務大臣は,ロベルト・アゼベド世界貿易機関(WTO)事務局長(Mr. Roberto Azevêdo, Director-General, WTO)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 河野大臣からは,国際貿易をめぐる厳しい情勢に直面する今,世界において自由で開かれたルールに基づく貿易を維持・推進していくことが重要であり,多角的貿易体制の真価が問われていること,日本は自由貿易の旗手として,WTOと緊密に連携しながら,電子商取引等の今日的な課題に取り組むこと等を通じて,多角的貿易体制を牽引していく決意である旨述べました。
2 アゼベド事務局長からは,電子商取引の取組を含む日本のリーダーシップを評価するとともに,世界の貿易を巡る現下の情勢も踏まえ,多角的貿易体制の維持・強化のためにWTOとして日本と一層協力していきたい旨が表明されました。