自由貿易協定(FTA)/経済連携協定(EPA)

平成27年1月26日
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 2014年11月28日(金曜日),石川県(金沢商工会議所)にて外務省及び金沢商工会議所共催でEPA(経済連携協定)活用セミナー及び個別相談会を開催した。本件は日本のEPA政策の現状と企業によるEPA活用事例等をわかりやすく紹介するものである。
 今回のセミナーでは,まず松田誠経済連携課長から我が国のEPA政策の現状について解説した。続いて,嶋正和株式会社ロジスティック代表取締役から,企業がEPAをビジネス戦略としてどのように活用すれば良いかについて,麻野良二大阪商工会議所国際部副参事から,EPA活用による輸出入の際に必須要件となる原産地規則対応について説明があった。さらに,辻朋之ホクショー株式会社海外営業部部長から,地元企業による実際のEPA活用事例の紹介が行われた。
 概要及び配布資料は以下のとおり。

「我が国のEPAの現状とこれからのEPA活用」

外務省 経済局経済連携課長 松田誠

「EPAビジネス戦略の実際」

株式会社ロジスティック 代表取締役 嶋正和氏

「EPA活用術:原産地証明と原産地規則の対応」

大阪商工会議所 国際部副参事 麻野良二氏

「EPA:わが社の活用事例」

ホクショー株式会社 海外営業部部長 辻朋之氏
 また,本セミナー前に企業向け個別相談会を開催したところ,今後EPAの利用を検討している地元石川県の中小メーカーから,メガFTAの今後の交渉スケジュールに関する質問を中心に,EPAを有効に活用するための課題や留意点,原産地規則への対応や社内体制整備の方法などに関する相談が寄せられた。

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