アンゴラ共和国
河野外務大臣によるロウレンソ・アンゴラ大統領表敬


本3日8時20分(現地時間,日本時間午後4時20分)から約30分間,河野太郎外務大臣は,訪問中のアンゴラ共和国において,ジョアン・マヌエル・ゴンサルヴェス・ロウレンソ(H.E. Mr. João Manuel Gonçalves Lourenço, President of the Republic of Angola)アンゴラ共和国大統領を表敬したところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,ロウレンソ大統領から,河野大臣の初のアンゴラ訪問を歓迎する旨述べました。河野大臣からは経済の再生や多角化に向け諸政策を推進するロウレンソ大統領に敬意を表する旨述べ,今回の訪問を契機として日本は,アンゴラとの二国間関係を強化していきたい旨述べました。
2 河野大臣から,本年8月に横浜で開催される第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に向けて,アンゴラからの協力を期待する旨述べました。これに対し,ロウレンソ大統領から,アフリカ開発におけるTICADを通じた日本の役割を評価し,アンゴラはTICAD7の成功に向けて協力する旨約束しました。
3 更に,河野大臣から,アンゴラの高い経済的潜在力を背景に,日本企業のアンゴラに対する関心は高く,アンゴラには日本企業による複数の大規模投資案件が存在する旨紹介しました。双方は,二国間の経済関係の更なる発展のためにも,投資協定をはじめとする投資環境の整備に向けた協力が重要であり,引き続き密に連携していくことで一致しました。
4 また,河野大臣から,保健分野を含む日本のアンゴラに対する支援につき説明しました。これに対し,ロウレンソ大統領は,これまでの日本の支援に謝意を述べました。
5 この他,河野大臣は,ロウレンソ大統領との間で,北朝鮮情勢や,安保理改革等の国際場裡における諸課題についても意見交換を行いました。