パプアニューギニア独立国
日・パプアニューギニア首脳会談
平成30年11月17日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)

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11月17日(土曜日)午後5時43分から約25分間,安倍晋三内閣総理大臣は,PNG・APECのマージンにて,ピーター・オニール・パプアニューギニア独立国首相(Hon. Peter O’NEILL, Prime Minister of the Independent State of Papua New Guinea)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,オニール首相から,安倍総理大臣のご訪問を歓迎する,歴史的なAPEC開催に対する日本のあらゆる支援に感謝する,日本はPNGにとって強固な友人である旨述べました。これに対し,安倍総理大臣から,APECがオニール首相のリーダーシップの下で開催されることは喜ばしい,太平洋島嶼国とAPECメンバー国の首脳の対話は素晴らしい取組みだった旨述べました。
2 安倍総理大臣からは,自由で開かれたインド太平洋の実現(PDF)に向け,PALM8で表明したコミットメント(PDF)
を着実に実施していく旨述べるとともに,教育,インフラ,消防車,ブーゲンビル選挙に対する協力等の経済協力や,今次APECに向けたPNG軍楽隊への支援を含む防衛省による能力構築支援
等,幅広い支援を表明しました。これに対し,オニール首相から,日本の継続した支援に対する感謝の意が表されました。
3 両首脳は,PNGのLNG開発の分野での両国企業間の安定的協力のため,連携していくことで一致しました。また,両首脳は,日本漁船の安定的な操業や遺骨収集事業において引き続き協力していくことで一致しました。
4 両首脳は,北朝鮮問題についても議論し,安倍総理から拉致問題の早期解決に向けた協力を要請したのに対し,オニール首相から理解と支持が示されました。