報道発表

パプアニューギニアにおける理数科教育の質改善のための支援
(無償資金協力に関する書簡の交換)

平成30年11月16日

  • パプアニューギニアにおける理数科教育の質改善のための支援(無償資金協力に関する書簡の交換)1
  • パプアニューギニアにおける理数科教育の質改善のための支援(無償資金協力に関する書簡の交換)2
  1. 1 本16日(現地時間同日),パプアニューギニア独立国の首都ポートモレスビーにおいて,我が方河野太郎外務大臣と先方リムビンク・パト外務貿易大臣(Hon. Rimbink Pato, Minister for Foreign Affairs and Trade)との間で,供与額12億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われました。

    2 パプアニューギニアは,ニューギニア島の東半分と約1,000の島々から構成され,その国土は急峻な山岳地域と離島が大部分を占めていることもあり,都市から隔絶された小規模な小中学校が多数点在しています。特にアクセス困難な遠隔地では,教育施設及び教員数が不足しているだけでなく,教育知識を十分に持たずに授業を行う教員の質にも大きな課題を抱えています。同国政府は,2014年に新たなカリキュラムの導入を決定し,そのカリキュラムに基づいた教科書・指導書開発に取り組み始めましたが,1993年以降独自での教科書作成・配布を行っていなかったため,カリキュラム開発・改訂に関して十分な知識,経験を持った職員が不足していました。こうした状況を踏まえ,我が国は技術協力プロジェクト「理数科教育の質の改善プロジェクト」(2016年~2019年)において,初等第3学年~第6学年の算数及び理科の教科書・教員用指導書の開発を支援してきました。

    3 本計画は,上記技術協力プロジェクトで開発された初等第3学年~第6学年の教科書・教員用指導書を,我が国で製本して同国全土の教育現場へ配布することにより,同国の理数科教育の質の改善を図り,もって社会の安定化を通じた同国の経済社会開発に寄与することが期待されています。

    4 この協力は,5月18日及び19日に福島県いわき市において開催された第8回太平洋・島サミットにおいて,我が国政府が表明した支援の柱である「強靱かつ持続可能な発展の基盤強化」に資する協力(PDF)別ウィンドウで開くとして実施するものです。

    [参考1]パプアニューギニア独立国基礎データ
     パプアニューギニア独立国は,面積46.2万平方キロメートル(日本の約1.25倍),人口約825万人(2017年,世界銀行),1人当たり国民総所得(GNI)は2,410米ドル(2017年,世界銀行)。

    [参考2]第8回太平洋・島サミット
    (1)第8回太平洋・島サミット(PALM8)は5月18日及び19日に福島県いわき市において開催。16の太平洋島嶼国・地域及びオーストラリア・ニュージーランドの首脳級等が出席。パプアニューギニアからはオニール首相が参加した。

    (2)我が国は,PALM8において,(ア)自由で開かれた持続可能な海洋,(イ)強靱かつ持続可能な発展の基盤強化,(ウ)人的交流・往来の活性化の3つを柱として,今後3年間でこれまでの実績も踏まえた,従来同様の,しっかりとした開発協力の実施及び成長と繁栄の基盤である人材の育成・交流の一層の強化を表明した。


このページのトップへ戻る
報道発表へ戻る