ミクロネシア連邦
日・ミクロネシア首脳会談

(写真提供:内閣広報室)

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本25日午後6時15分過ぎから約35分間,安倍晋三内閣総理大臣は,実務訪問賓客として訪日中のピーター・マーティン・クリスチャン・ミクロネシア連邦大統領(H.E. Peter Martin Christian, President of the Federates States of Micronesia)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 握手を交わす両首脳
(写真提供:内閣広報室) - 日・ミクロネシア首脳会談
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1 冒頭
(1)安倍総理大臣から,歴史的絆と太平洋によって結ばれ,国際場裡においても日本のことを力強く,かつ一貫して支持をしてくれる重要なパートナーであるミクロネシアとの関係を重視している,来年は,日本とミクロネシアの外交関係樹立30周年の節目の年であり,第8回太平洋・島サミット(PALM8)が開催される,クリスチャン大統領と手を携えて日・ミクロネシア関係を大きく発展させるとともに,「自由で開かれたインド太平洋戦略」の下で協力していきたい旨述べました。
(2)これに対し,クリスチャン大統領から,温かいおもてなしへの謝意,選挙の勝利へのお祝い及び台風の被害へのお見舞いを述べるとともに,日本の支援への謝意が表されました。また,来年のPALM8及び外交関係樹立30周年を視野に,二国間関係を一層強化するだけではなく,地域情勢への対応や国際場裡における協力を一層緊密にしていきたいとの発言がありました。
2 二国間関係
(1)安倍総理大臣から,インフラ整備のための重機類供与を目的とした無償資金協力に関する交換公文の署名は喜ばしい旨述べるとともに,今後も,ミクロネシアの発展を後押しするとの日本のコミットメントを表明しました。
(2)両首脳は,経済関係,人的交流,漁業及び遺骨収集といった分野での二国間の協力を推進していくことを確認しました。
- 署名式に立ち会う両首脳
(写真提供:内閣広報室)
3 第8回太平洋・島サミット
両首脳は,2018年5月に予定されている第8回太平洋・島サミット(PALM8)の成功に向けて最大限協力していくことで一致しました。
4 地域情勢
5 国際場裡での協力

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安倍総理大臣から,国連安保理改革や各種国際選挙に関する日本の立場に対するミクロネシアの一貫した支持に謝意を表した上で,両首脳は,引き続き国際場裡において緊密に協力していくことを確認しました。また,クリスチャン大統領から,日本が推進している国連総会における核兵器廃絶決議への支持が表明されました。