報道発表
日・ミクロネシア外相会談
平成29年10月24日


本24日午前11時から約30分間,河野太郎外務大臣は,実務訪問賓客として訪日中のピーター・マーティン・クリスチャン・ミクロネシア連邦大統領(H.E. Peter Martin Christian, President of the Federated States of Micronesia)に同行しているローリン・S・ロバート・ミクロネシア連邦外務大臣(Hon. Lorin S. Robert, Secretary of Department of Foreign Affairs of the Federated States of Micronesia)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,訪日の歓迎の意を表明した上で,ミクロネシアは特に日本と近い重要なパートナーであり来年の第8回太平洋・島サミット(PALM8)及び外交関係樹立30周年に向け緊密に協力したい旨述べたのに対し,ロバート外務大臣から,日本は自分にとって第二の故郷である旨述べた上で,日本側の手厚いもてなしに謝意を示するとともに,今後更に両国の協力関係を深めていきたい旨述べました。
2 両大臣は,来年5月に予定されているPALM8に向けて協力していくことで一致しました。
3 また両大臣は,北朝鮮情勢に関して意見交換を行い,ロバート外務大臣からは,拉致問題も含めて北朝鮮に関する日本の立場を強く支持する旨発言がありました。
4 河野大臣は,国際場裡におけるミクロネシアの日本に対する一貫した支持に謝意を表し,両大臣は,引き続き両国で緊密に連携していくことで一致しました。