カンボジア王国
日・カンボジア外相会談
令和元年8月1日


8月1日,午後5時30分(日本時間午後7時30分)から約20分間,ASEAN関連外相会議に出席のためバンコクを訪問中の河野太郎外務大臣は,プラック・ソコン・カンボジア王国副首相兼外務国際協力大臣(H. E. Mr. Prak Sokhonn, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and International Cooperation, Kingdom of Cambodia)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,プラック・ソコン外相から,本年5月にフン・セン首相が訪日し,10月にはシハモニ国王が即位の礼出席のために訪日するとして,令和の時代において両国関係がさらに発展することへの期待を述べました。これに対し,河野大臣から,「5月にフン・セン首相を日本にお迎えした際,安倍総理からカンボジアの民主的発展を今後も支援する旨お伝えした,我が国にとって歴史的な機会である10月の即位の礼にシハモニ国王をお迎えできることは大変光栄」と述べました。
2 会談では,両大臣の間で,シハヌークビル港開発,G20の「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」,国際交流基金アジアセンターを通じた協力などについて取り上げられました。
3 河野大臣から,「これまで若手政治関係者を日本に招へいした,日本はカンボジアの若い世代の間で民主主義文化が定着するよう協力を続ける」と述べました。これに対し,プラック・ソコン外相から,カンボジアの民主的発展にかかる政府の取組につき説明するとともに,日本の協力に感謝する旨述べました。