報道発表
堀井外務副大臣の中南米(ウルグアイ、パナマ、メキシコ、エクアドル)訪問(結果)
令和8年1月22日
堀井巌外務副大臣は、1月8日から1月15日まで、中南米(ウルグアイ、パナマ、メキシコ、エクアドル)を訪問したところ、概要は以下のとおりです。
1 ウルグアイ東方共和国(モンテビデオ)への訪問(1月8日~9日)
コッセ副大統領との会談
ルベッキン外務大臣との昼食会
- 日本企業関係者及び日系人との朝食会
堀井副大臣は、朝食会を主催し、現地に進出する日本企業関係者及び日系人との間で、ウルグアイにおけるビジネス環境の更なる改善のために必要な取組や日系社会との連携強化について意見交換を行いました。 - バルベルデ内務大臣代行との会談
堀井副大臣は、ガブリエラ・バルベルデ・ウルグアイ東方共和国内務大臣代行(Ms. Gabriela Valverde, Interim Minister of Interior of the Oriental Republic of Uruguay)と会談し、治安分野における両国の協力等を通じた二国間関係の深化について意見交換を行いました。 - バルコルバ経済財務大臣代行との会談
堀井副大臣は、マルティン・バルコルバ・ウルグアイ東方共和国経済財務大臣代行(Mr. Martín Vallcorba, Interim Minister of Economy and Finance of the Oriental Republic of Uruguay)と会談し、二国間経済関係の強化等について意見交換を行いました。
堀井副大臣から、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の重要性に言及し、二国間関係強化に向け連携したい旨述べるとともに、昨年11月にウルグアイのCPTPP加入作業部会が設置されたことに祝意を述べ、同協定の高い水準を維持すべく今後議論していきたい旨述べました。
これに対し、バルコルバ経済財務大臣代行は、日本からの更なる投資促進に向け日系企業支援に取り組み、二国間経済関係を強化すると共に、CPTPPを含め、国際場裏において引き続き連携したい旨述べました。 - スカシ外務次官との会談
堀井副大臣は、バレリア・スカシ・ウルグアイ東方共和国外務次官(Mrs. Valeria Csukasi, Undersecretary, Ministry of Foreign Affairs of the Oriental Republic of Uruguay)と会談し、二国間関係の強化等について意見交換を行いました。
堀井副大臣は、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の重要性について言及するとともに、CPTPPや投資促進を含む経済連携、治安協力及び国際場裡における協力等の幅広い分野における二国間関係の強化に向けて取り組んでいきたい旨述べました。
これに対し、スカシ外務次官から、基本的価値と原則を共有する日本とウルグアイの二国間関係を一層強化していきたい旨述べるとともに、今後進められるCPTPPの加入手続においても日本と連携していきたい旨述べました。また、スカシ外務次官は、国際場裡においても引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。 - コッセ副大統領との会談
堀井副大臣は、カロリーナ・コッセ・ウルグアイ東方共和国副大統領(Mrs. Carolina Cosse, Vice President of the Oriental Republic of Uruguay)と会談し、二国間関係の強化等について意見交換を行いました。
堀井副大臣は、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の重要性について言及し、両国が法の支配等の本質的な原則を共有していることを強調しました。また、堀井副大臣は、CPTPPや投資促進を含む経済連携及び治安協力等を通して、引き続き二国間関係の強化に向けて取り組んでいきたい旨述べました。
コッセ副大統領は、日本とウルグアイの二国間関係の強化に向けて協力していきたい旨述べるとともに、日本からの投資の促進及びウルグアイの治安の改善に向けて日本と連携していきたい旨述べました。 - ルベッキン外務大臣との昼食会
堀井副大臣は、マリオ・ルベッキン・ウルグアイ東方共和国外務大臣(Mr. Mario Lubetkin, Minister of Foreign Affairs of the Oriental Republic of Uruguay)と会談し、二国間関係の強化等について意見交換を行いました。
堀井副大臣は、今回の訪問はウルグアイとの戦略的な二国間関係の構築に向けた取組の一貫である旨強調しました。また、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の重要性について言及するとともに、民主主義、法の支配、多国間主義といった価値と原則を堅持してきたウルグアイと一層協力していきたい旨述べました。また、堀井副大臣は、CPTPPや投資促進を含む経済連携、治安協力及び国際場裡における協力等の幅広い分野における二国間関係の強化に向けて取り組んでいきたい旨述べました。
これに対し、ルベッキン大臣は、日本とウルグアイの関係を一層強化していきたい旨述べるとともに、大阪・関西万博の機会における日本との関係深化や同機会を通じて得た経験を今後の二国間関係の深化に繋げていきたい旨述べました。また、CPTPPへの加入手続において日本と連携し、また、日本からの投資の促進に向けて取り組んでいきたい旨述べるとともに、ウルグアイがメルコスール議長国を務める本年後半における日本とメルコスールの更なる関係強化に向けて、引き続き連携していきたい旨述べました。また、ルベッキン外務大臣は、国際場裡においても引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。
2 パナマ共和国(パナマシティ)への訪問(1月10日)
日系企業関係者との意見交換
マルティネス=アチャ外務大臣との昼食会
- 日系企業関係者との意見交換
堀井副大臣は、現地に進出する日系企業関係者と、パナマにおけるビジネス環境改善のために必要な取組や、今後の官民協力の可能性等について意見交換を行いました。 - マルティネス=アチャ外務大臣との昼食会
堀井副大臣は、ハビエル・マルティネス=アチャ・パナマ共和国外務大臣(H.E. Mr. Javier Martínez-Acha, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Panama)主催の昼食会において、二国間関係の強化や地域・国際情勢等について意見交換を行いました。
堀井副大臣は、昨年、ホセ・ラウル・ムリーノ・キンテロ・パナマ共和国大統領の訪日が実現する等、昨今二国間関係は大きく進展しており喜ばしい旨述べました。また、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序や海洋を維持・強化することは、海洋国家である両国にとっての死活的利益である旨強調し、両国のパートナーシップを更に強化していきたい旨述べました。
これに対し、マルティネス=アチャ外務大臣は、堀井副大臣の訪問を歓迎するとともに、日本とパナマは政治・経済・文化等様々な分野において一層緊密に協力していくことで一致しており、かかる観点から、両国の交流を一層促進し、関係者間の議論を深めていきたい旨述べました。また、マルティネス=アチャ外務大臣は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応について、日本を支持する旨述べました。
両者は、地域情勢や国際情勢に関し意見交換を行い、国際社会の諸課題に連携して対応していくことで一致しました。
3 メキシコ合衆国(メキシコシティ及びグアナファト州)への訪問(1月10日~14日)
エブラル経済大臣との会談
デ・ラ・フエンテ外務大臣との会談
- メキシコシティ訪問(1月10日~14日)
- 日墨協会関係者との懇談
1月11日、堀井副大臣は、現地日系団体である日墨協会を訪問し、日墨協会関係者との間で、今後の日系社会との連携の方策等につき意見交換を行いました。 - メキシコ日本商工会議所(カマラ)関係者との意見交換
1月11日、堀井副大臣は、メキシコ日本商工会議所(カマラ)関係者と、メキシコのビジネス環境や今後の課題等について意見交換を行いました。 - メルカド筆頭外務次官との会談
1月12日、堀井副大臣は、マリア・テレサ・メルカド・ペレス・メキシコ合衆国筆頭外務次官(Ms. María Teresa MERCADO PÉREZ, Undersecretary of Foreign Affairs of the United Mexican States)と会談し、二国間関係の強化等について意見交換を行いました。
堀井副大臣は、日墨関係の深化に向けてハイレベル対話を含む日本とメキシコの交流を促進したい旨述べました。また、堀井副大臣は、メキシコへの日本の投資の維持・拡大に向け、法的安定性及び予見可能性の維持・向上が重要である旨述べるとともに、二国間協力の更なる深化に向けて連携していきたい旨述べました。
これに対し、メルカド筆頭外務次官は、日墨関係の深化に向けたハイレベルを含む日本とメキシコの交流促進に向け連携したい旨述べるとともに、日本とメキシコが政治・経済・文化等様々な分野において一層緊密に協力することが重要であり、かかる観点から、日墨間の様々なレベルでの一層の交流促進に、ともに取り組みたい旨述べました。 - デル・モラル国際協力開発庁長官との会談
1月12日、堀井副大臣は、パウリーナ・アレハンドラ・デル・モラル・ベラ国際開発協力庁長官(Ms. Paulina Alejandra DEL MORAL VELA, Executive Director, Mexican Agency for international Development Cooperation)と会談し、二国間協力関係の強化等について意見交換を行いました。
堀井副大臣は、日墨関係の深化に向けてハイレベル対話を含む日本とメキシコの交流を促進したい旨述べました。また、堀井副大臣は、二国間協力のみならず、日墨連携による国際協力の更なる深化に取り組みたい旨述べました。
これに対し、デル・モラル長官は、日本・メキシコ・パートナーシップ・プログラム(JMPP)を含む我が国によるこれまでの協力に謝意を表明するとともに、二国間協力及び国際協力を更に強化させたい旨述べました。 - ムラット連邦上院外交委員長との会談
1月12日、堀井副大臣は、アレハンドロ・ムラット・イホノサ・メキシコ合衆国連邦上院外交委員長(Mr. Alejandro MURAT HIJONOSA, Chairman of Senate Committee on Foreign Relations of the United Mexican States)を始めとしたメキシコ合衆国連邦上院外交委員会所属議員及び同委員会関係者と会談し、二国間関係の強化等について意見交換を行いました。
堀井副大臣は、日墨関係の深化に向けてハイレベル対話を含む日本とメキシコの交流を促進したい旨述べました。また、堀井副大臣は、二国間経済関係の強化の重要性について述べました。
これに対し、ムラット外交委員長は、昨年8月の我が国の招へいに謝意を表明しました。また、ムラット外交委員長は、経済分野を含む日本とメキシコの関係深化に向けて、上院外交委員長として協力していきたい旨述べました。 - エブラル経済大臣との会談
1月12日、堀井副大臣は、マルセロ・ルイス・エブラル・カサウボン・メキシコ合衆国経済大臣(Mr. Marcelo Luis EBRARD CASAUBÓN, Secretary of Economy of the United Mexican States)と会談し、二国間関係、特に二国間経済関係等について意見交換を行いました。
堀井副大臣は、日墨関係の深化に向けてハイレベル対話を含む日本とメキシコの交流を促進したい旨述べました。また、堀井副大臣は、日墨EPA及びCPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)の重要性について述べるとともに、CPTPPのハイスタンダードを維持していくべく緊密に連携していきたい旨述べました。さらに、堀井副大臣は、メキシコへの日本の投資の維持及び一層の拡大に向け、法的安定性及び予見可能性の維持及び向上が重要である旨述べました。
これに対し、エブラル経済大臣は、日墨関係の深化に向けたハイレベル対話を含む日本とメキシコの交流の促進に向けて連携したい旨述べるとともに、日本とメキシコの経済関係の一層の深化に向け、墨経済省としても協力していきたい旨述べました。 - 経済有識者との意見交換
1月12日、堀井副大臣は、経済有識者と日本とメキシコの経済関係の強化に関する意見交換を行いました。 - デ・ラ・フエンテ外務大臣との会談
1月14日、堀井副大臣は、フアン・ラモン・デ・ラ・フエンテ・ラミレス・メキシコ合衆国外務大臣(H.E. Mr. Juan Ramon DE LA FUENTE RAMÍREZ, Secretary of Foreign Affairs of the United Mexican States)と会談し、二国間関係の強化等について意見交換を行いました。
堀井副大臣は、日墨関係の深化に向けてハイレベル対話を含む日本とメキシコの交流を促進したい旨述べました。また、堀井副大臣は、二国間経済関係及び二国間協力の更なる深化に向けて連携していきたい旨述べました。
これに対し、デ・ラ・フエンテ外務大臣は、日墨関係の深化に向けたハイレベルの対話を含む日本とメキシコの交流の促進に向けて連携したい旨述べるとともに、日本とメキシコが様々な分野において一層緊密に協力していくことが重要であり、かかる観点から、両国の二国間経済関係及び二国間協力を更に深化させていきたい旨述べました。
- 日墨協会関係者との懇談
- レオン訪問(1月13日~14日)
- ガルシア・グアナファト州知事との意見交換
1月13日、堀井副大臣は、リビア・デニス・ガルシア・ムニョス・レド・グアナファト州知事(Ms. Libia Dennise GARCÍA Muñoz Ledo, Governor of Guanajuato State)と会談し、日本とメキシコ、特に日本とグアナファト州との一層の関係強化等について意見交換を行いました。
会談において、堀井副大臣から、進出日系企業に対するガルシア州知事を始めとしたグアナファト州政府によるこれまでの協力に謝意を表明するとともに、治安の改善等進出日系企業の投資の維持及び一層の拡大に向けた協力を依頼しました。
ガルシア州知事は、日本とグアナファト州、また、日本とメキシコの関係強化に向けて引き続き協力していきたい旨述べました。 - サンティジャーナ・グアナファト・プエルトインテリオール(GPI)代表との意見交換
1月13日、堀井副大臣は、グアナファト・プエルトインテリオール(GPI)を訪問した機会に、エクトル・ロペス・サンティジャーナGPI代表(Mr. Héctor López Santillana, Director General of Guanajuato Puerto Interior)と、日本とメキシコの経済関係の一層の強化に関する意見交換を行いました。 - バヒオ日系人会関係者との意見交換
1月13日、堀井副大臣は、バヒオ日系人会関係者との間で、本年5月に開催予定のメキシコ全国日系人大会の開催を含む今後の日本政府と日系社会との連携の方策等につき意見交換を行いました。 - グティエレス・レオン市長との意見交換
1月13日、堀井副大臣は、アレハンドラ・グティエレス・カンポス・レオン市長(Ms. Alejandra GUTIÉRREZ Campos, Mayor of León)と会談し、日本とメキシコ、特に日本とグアナファト州との一層の関係強化等について意見交換を行いました。
会談において、堀井副大臣から、進出日系企業関係者等在留邦人に対するレオン市による対応及び協力に謝意を表明するとともに、治安の改善等進出日系企業の投資の維持及び一層の拡大に向けた協力を依頼しました。
グティエレス市長は、堀井副大臣のレオン市訪問を歓迎するともに、日本とレオン市、また、日本とメキシコの関係強化に向けて協力していきたい旨述べました。 - メキシコ日本商工会議所(カマラ)グアナファト支部関係者との意見交換
1月13日、堀井副大臣は、メキシコ日本商工会議所(カマラ)グアナファト支部関係者と、メキシコのビジネス環境や今後の課題等について意見交換を行いました。
- ガルシア・グアナファト州知事との意見交換
4 エクアドル共和国(キト)への訪問(1月14日~15日)
ソメルフェルド外務・移民大臣との会談の様子
ピント大統領代行への表敬
- ソメルフェルド外務・移民大臣との会談
1月15日、堀井副大臣は、ガブリエラ・ソメルフェルド・エクアドル共和国外務・移民大臣(Ms. Gabriela Sommerfeld, Minister of Foreign Affairs and Human Mobility of the Republic of Ecuador)と会談し、二国間関係の強化等について意見交換を行いました。
堀井副大臣は、エクアドルは価値や原則を共有する重要なパートナーであり、昨年のノボア大統領とソメルフェルド外務大臣の訪日により、関係強化の機運は更に高まっている旨述べました。
これに対し、ソメルフェルド外務大臣は、経済貿易分野を始めとして両国の関係を強化させるため協働していきたい旨述べました。
また、堀井副大臣は、広く二国間経済貿易をテーマに定期的に話し合える場としての経済貿易委員会の立ち上げを提案し賛同を得るとともに、今後事務レベルで詳細を調整していくことで合意しました。
さらに、両者は国際場裏における連携、地域情勢等についても意見交換を行いました。 - ピント大統領代行への表敬
1月15日、堀井副大臣は、マリア・ホセ・ピント・エクアドル共和国大統領代行(Ms.Maria Jose PINTO, Acting President of the Republic of Ecuador)を表敬し、二国間関係の強化等について意見交換を行いました。
堀井副大臣は、ノボア政権が国際協調を重視した外交政策、自由開放主義的な経済政策を力強く推進していることを歓迎し、既存の国際秩序が揺らぐ中、価値や原則を共有するエクアドルとの連携は重要性を更に増している旨述べました。
これに対し、ピント大統領代行は、経済貿易を含め様々な分野で日本との連携を深めていきたい旨述べました。 - 日本企業関係者との昼食懇談会
1月15日、堀井副大臣は、現地に進出する日本企業関係者と、エクアドルのビジネス環境や今後に向けた課題等について意見交換を行いました。 - アルシバル生産貿易投資省貿易担当次官との会談
1月15日、堀井副大臣は、アレクシア・アルシバル・エクアドル共和国生産貿易投資省貿易担当次官(Ms.Alexia Alcivar, Vice Minister of Foreign Trade, Ministry of Production, Foreign Trade and Investment of the Republic of Ecuador)との会談を実施し、二国間経済関係の強化について意見交換を行いました。
堀井副大臣は、エクアドルにおいて、日本企業がエビ養殖、冷凍ブロッコリー生産、バナナ栽培等の事業を活発に展開していることを紹介し、日本企業による投資や雇用創出を通じた二国間経済関係の深化を歓迎するとともに、両国経済関係の更なる強化に向けたビジネス環境整備の重要性を指摘しました。
これに対し、アルシバル次官は、日本からの投資促進を含め、二国間経済関係の更なる強化のため引き続き連携していきたいと述べました。
また、堀井副大臣から、広く二国間経済貿易をテーマに定期的に話し合える場としての経済貿易委員会の立ち上げを提案し賛同を得ると共に、委員会立ち上げに向けて、今後事務レベルで詳細を調整していくことで合意しました。 - JICA協力隊・専門家との会合
1月15日、堀井副大臣は、JICAの協力隊委員及び専門家と面会し、エクアドルにおける活動状況等について意見交換を行いました。

