報道発表
藤井外務副大臣主催カレ国連活動支援担当事務次長との夕食会
令和7年7月4日

7月3日、藤井比早之外務副大臣は、訪日中のアトゥル・カレ国連活動支援担当事務次長(Mr. Atul Khare, Under-Secretary-General for Operational Support, the United Nations)を迎えて夕食会を主催したところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、藤井副大臣から、多国間主義が脅威に晒される中、日本は多国間主義にコミットしており、国連とともに取り組んでいきたい旨述べました。また、PKO分野に関し、国連三角パートナーシップ・プログラム(TPP)を通じた能力構築支援を引き続き推進していく旨述べました。
- カレ事務次長は、10周年を迎える国連TPPに対する日本の貢献に感謝を述べるとともに、国際の平和と安全のために、国連TPPは費用対効果の高い取組であり、引き続きTPPを通じた質の高い訓練を日本と連携して提供していきたい旨述べました。
- そのほか、双方は、国連改革の現状等について議論しました。
(参考)国連三角パートナーシップ・プログラム(TPP)
国連、支援国、要員派遣国の三者が協力して国連PKO要員の能力構築支援を行う枠組み。平成26年に国連で開催された第1回国連PKOサミットにおいて、安倍総理大臣(当時)がTPP創設の契機となったPKO早期展開への支援を表明して以来、日本は、工兵、医療等の分野における訓練への教官派遣を通じて、旗振り役としてこの枠組みを推進。