報道発表

藤井外務副大臣とマルワラ国際連合大学学長との会談

令和7年2月5日
握手を交わす藤井外務副大臣とマルワラ国際連合大学学長
藤井外務副大臣とマルワラ国際連合大学学長の会談の様子
参加者の集合写真

 2月5日、午後4時20分から約20分間、藤井比早之外務副大臣は、チリツィ・マルワラ国際連合大学学長(Prof. Tshilidzi Marwala, Rector of the United Nations University)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 藤井副大臣から、国連大学創設50周年の節目の年における女性・平和・安全保障(WPS)フォーカルポイント・ネットワーク東京会合の国連大学での開催に謝意を述べた上で、国連大学が、持続可能な未来のための様々な研究のほか、国際問題への若者の関心を高める活動においても、一層重要な役割を果たされることを期待する旨述べました。
  2. マルワラ学長は、日本による支援に謝意を表するとともに、国連大学と日本との一層の協力強化に取り組んでいきたい旨述べました。
  3. 双方は、WPSの推進を含め、「人間の尊厳」が守られる形で地球規模課題への対応や若者の育成において、一層連携を深めていくことで一致しました。
(参考1)国際連合大学について

 国際連合大学は、日本に本部を置く唯一の国連機関であり、世界12か国に13の研究所やプログラムを持つ。1975年に東京で活動を開始。国連と国連加盟国が関心を寄せる緊急性の高い地球規模課題、または地域に関係のあるテーマに重点を置いた研究を行っている。2010年には大学院学位プログラムを開設。国連機関等で活躍する人材の輩出を目指している

(参考2)WPSフォーカルポイント・ネットワーク

 WPSフォーカルポイント・ネットワークは、国連加盟国のWPSに関するコミットメント促進を目的とするネットワークで、各国/地域機構の教訓や好事例を共有し、関心国に広く共有する役割を担う。本年1月現在、93か国・10地域機構の合計103のメンバーが参加。日本は、ノルウェーと共に本ネットワークの2025年共同議長を務め、2月4日及び5日に国連大学にて本ネットワークの東京会合を開催。


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