報道発表
マディ国連女性機関(UN Women)事務局次長による藤井外務副大臣表敬
令和7年2月4日


2月4日、午前10時20分から約30分間、藤井比早之外務副大臣は、カーシー・マディ国連女性機関事務局次長(Ms. Kirsi Madi, Deputy Executive Director of UN Women)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、藤井副大臣から、マディ事務局次長の訪日を歓迎しつつ、国連安保理決議第1325号の採択から25周年の節目の機会に日本がノルウェーとともに共同議長を務めることを喜ばしく思う旨述べるとともに、世界各地でWPSの視点を踏まえた防災やエンパワーメントの支援を重視していることなど、WPSに関する日本の取組と考えを紹介しました。
- さらに藤井副大臣は、アジア太平洋地域における行動計画策定等、WPS推進におけるUN Womenとの連携に感謝しつつ、WPSを始めとしたジェンダー主流化を更に推進していく考えを述べました。
- 続いて、藤井副大臣とマディ事務局次長との間で、女性参画推進に関する様々な問題について活発な意見交換が行われ、両者は、今後もWPSの推進を含め、ジェンダー平等への取組を一層連携して進めていくことで一致しました。
(参考)女性・平和・安全保障(Women, Peace and Security: WPS)
2000年、国連安全保障理事会(国連安保理)において、同理事会史上初めて、国際的な平和と紛争予防、紛争解決には女性の平等な参画や紛争下の性暴力からの保護、ジェンダー平等が必要であると明記した「女性・平和・安全保障(Women, Peace and Security: WPS)に関する安保理決議第1325号」が全会一致で採択された。同決議及び関連決議を実施するため、日本はこれまで3次にわたり行動計画を策定・実施している。