報道発表

佐藤外務副大臣とアブドゥルカディル・ソマリア外務国際協力省閣外大臣との会談

平成30年10月7日
佐藤外務副大臣とアブドゥルカディル・ソマリア外務国際協力省閣外大臣との会談1
佐藤外務副大臣とアブドゥルカディル・ソマリア外務国際協力省閣外大臣との会談2

 7日午前9時35分から約20分間,佐藤正久外務副大臣は,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のアブドゥルカディル・アフメド・キール・アブディ(H.E.Mr. Abdulkadir Ahmed Kheyr Abdi)ソマリア連邦共和国外務国際協力省閣外大臣との間で会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,佐藤副大臣から,アブドゥルカディル閣外大臣のTICAD閣僚会合出席を心から歓迎する旨及び,ソマリアの平和と繁栄は,地域及び世界の平和と安定にとって重要である旨述べました。

2 さらに,佐藤副大臣から,日本はソマリアに対し,基礎的社会サービスの回復,治安維持能力の向上,国際産業の活性化を重点分野とした支援を実施している旨,及びこれまでソマリアの若者4名がABEイニシアティブで日本に留学しており,引き続き産業人材の育成を支援していく旨述べました。

3 これに対し,アブドゥルカディル閣外大臣は,日本の支援は,教育,保健,雇用等,ソマリアの若年層が直面する課題を解決する助けとなっているとして,謝意を表明するとともに,明年のTICAD7に向けた協力を約束しました。

4 この他,北朝鮮情勢安保理改革を含む国際場裡における協力等に関し,意見交換を行いました。


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