報道発表
辻外務大臣政務官とオケロ・ウガンダ国際問題担当国務大臣との会談
平成30年10月6日

本6日午後5時00分頃から約35分間,辻清人外務大臣政務官は,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のヘンリー・オリエム・オケロ(Hon. Henry Oryem Okello)ウガンダ共和国国際問題担当国務大臣との間で会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,辻政務官から,オケロ大臣のTICAD閣僚会合出席を心から歓迎する旨述べました。また,ウガンダで活躍する日本企業が近年増加する等,経済面でも関係強化が進んでいることを歓迎しました。
2 さらに,辻政務官から,多くの難民を受け入れているウガンダの地域における貢献を高く評価する旨述べました。また,コメ等の増産に資する灌漑施設整備のための支援の意向を表明するとともに,日本が支援するナイル架橋の完成を歓迎する旨述べました。
3 続けて,オケロ大臣から,ナイル架橋は内陸国であるウガンダをケニアのモンバサ港に繋げる非常に重要な橋梁である旨強調しつつ,灌漑分野を含む,日本の対ウガンダ支援への謝意と期待を示すとともに,明年のTICAD7に向けた協力を約束しました。また,日本のこれまでの南スーダンにおける自衛隊施設部隊の活動に謝意を示すとともに,100万人あまりの南スーダン難民を受け入れるウガンダのホストコミュニティに対する日本の支援の重要性を強調しました。
4 この他,北朝鮮情勢を含む国際場裡における協力等に関し,意見交換を行いました。