報道発表

ジャパン・ハウス ロンドンの開館記念行事の開催

平成30年9月13日

1 本13日,ジャパン・ハウス ロンドンにおいて,開館記念行事が開催されました。

2 この行事には,英国王室からケンブリッジ公爵殿下(H.R.H The Duke of Cambridge)が出席し,日本側からは,麻生太郎副総理,薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官及び堀井巌外務大臣政務官が出席しました。

3 出席者は,ジャパン・ハウス ロンドン別ウィンドウで開くで現在開催されている「燕三条-金属の進化と分化」展を視察し,新潟県燕・三条の金属加工技術を体験するとともに,同展示のワークショップに参加した地元小学生との交流を行いました。さらに,来年のラグビーワールドカップ日本開催を皮切りに行われる「日英文化季間」の紹介が行われました。

4 その後行われたグランドオープニング式典においては,麻生副総理からケンブリッジ公爵殿下の来館を歓迎する挨拶を行った後,公爵殿下から,日本を襲った災害の犠牲者に対する哀悼,文化交流や人的交流を含む日英関係の益々の発展,日英文化季間における連携,また,野生動植物の違法取引対策といった地球規模課題に関するさらなる協力等についてお言葉があり,ジャパン・ハウス ロンドンの開館の宣言がなされました。

[参考1]ジャパン・ハウス
 ジャパン・ハウスは,日本の多様な魅力や政策を発信することにより,知日派・親日派の裾野を一層拡大することを目的とした新たな拠点。日本に関する様々な情報がまとめて入手できるワンストップ・サービスを提供するとともに,レストラン,ショップ等を設置し,民間の活力,地方の魅力なども積極的に活用したオールジャパンでの発信を実現する。さらに,専門家の知見を活用しつつ,現地のニーズにきめ細かく対応して現地の人々の共感を呼ぶよう工夫する。

[参考2]日英文化季間(“Japan-UK Season of Culture 2019-20”)
 2017年8月の日英両首脳間合意(PDF)別ウィンドウで開くに基づき,ラグビーワールドカップ2019と2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を橋渡しする形で,英国において「日本文化季間」,日本において「英国文化季間」を併行して開催予定。
 英国における「日本文化季間」では,文化・芸術分野の交流,医療・科学技術・産業分野等におけるイノベーションや先端技術まで,今日の日本が有する多面的な魅力を伝え,また地域や草の根でこれまで行われてきた手作りの活動を更に促進し,長期的に両国間に残るレガシーを創ることを目指す。


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