報道発表
岡本外務大臣政務官のブラジル,米国及びカナダ訪問
平成30年9月7日
1 9月8日から23日まで,岡本三成外務大臣政務官は,ブラジル連邦共和国,米国及びカナダを訪問する予定です。
2 ブラジルでは,フロリアノポリスで開催される第67回国際捕鯨委員会(IWC)総会に出席し,科学的根拠に基づいた鯨類資源の持続可能な利用という日本の基本的な立場を説明するほか,日本が提出しているIWC改革案への支持を各国に働きかける予定です。
3 米国・ロサンゼルス及びサンフランシスコでは,現地の政治・経済関係の要人等との間で,二国間関係強化の方策等に関し意見交換を行うほか,ジャパン・ハウス ロサンゼルス視察等を行う予定です。
4 カナダでは,ハリファックスで開催されるG7エネルギー大臣会合に出席し,万人のためのエネルギーアクセス向上及び世界のエネルギー転換実現に貢献できるよう,我が国が積極的なエネルギー外交及び再生可能エネルギー外交を展開していく考えであることを発信する予定です。
[参考1]岡本政務官出張日程
9月 | 8日 | 成田発(メキシコシティ及びサンパウロ経由) |
9日 | フロリアノポリス(ブラジル)着 | |
15日 | フロリアノポリス(ブラジル)発(サンパウロ経由) | |
16日 | ロサンゼルス着 | |
17日 | ロサンゼルス発 | |
サンフランシスコ着 | ||
19日 | サンフランシスコ発(ニューヨーク経由) | |
20日 | ハリファックス(カナダ)着 | |
22日 | ハリファックス(カナダ)発(トロント経由) | |
23日 | 羽田着 |
[参考2]国際捕鯨委員会(IWC)
IWCは,世界の鯨類資源を保存管理し,捕鯨産業の秩序ある発展を確保することを目的として,1946年発効の国際捕鯨取締条約(ICRW)の下に,1948年に設立された。9月1日現在,89か国がIWCに加盟しており,日本は1951年に加盟。
[参考3]G7エネルギー大臣会合
G7エネルギー大臣会合は,グローバルなエネルギー問題について議論を行う場として1998年以来不定期に開催。2014年のローマ会合以降は毎年開催されている。今次会合では,「明日のエネルギーシステム構築」をテーマに,集団エネルギー安全保障の強化,持続可能な経済成長を進めるエネルギーシステムの確保に向けて議論が行われる予定。