報道発表

アフガニスタンにおける灌漑設備の改良・整備などのための無償資金協力に関する書簡の交換

平成30年8月30日

  1. 1 8月29日(現地時間同日),アフガニスタン・イスラム共和国の首都カブールにおいて,鈴鹿光次駐アフガニスタン大使と七里富雄国連食糧農業機関(FAO)アフガニスタン事務所長(Mr. Tomio Shichiri, Representative, FAO in Afghanistan)との間で,5億4,700万円を供与限度額とする無償資金協力「アフガニスタン西部地域における灌漑・生計強化による経済改善計画」に関する交換公文の署名式が行われました。

    2 アフガニスタンにおいては,国内全世帯の50%以上が農業に従事するなど,農業は同国の基幹産業となっています。アフガニスタンでは,乾燥した気候のため,農業生産量の約80%が灌漑農業によるものですが,内戦等の影響により,灌漑施設をはじめとした基本的な農業インフラが破壊されています。

    3 この協力は,灌漑施設が被害・損壊を受けているアフガニスタン西部のヘラート県クシュク郡において,流域管理組織の設立,灌漑施設の整備・改良,生計手段の改善を目的としたコミュニティ能力開発を行うことにより,農村地域の経済状況の改善及び地方の貧困の削減を図り,もってアフガニスタンの持続的・自立的発展に寄与することを目的とするものです。

    4 我が国は2016年のG7伊勢志摩サミットの機会に,中東地域安定のために3年間で総額約60億ドルの包括的支援を表明(PDF)別ウィンドウで開くしており,この協力は同表明を具現化するものです。

    [参考]アフガニスタン・イスラム共和国基礎データ
       アフガニスタン・イスラム共和国の面積は65.2万平方キロメートル(日本の1.7倍),人口は約3,465万人(2016年,世界銀行),1人当たりの国民総所得(GNI)は580米ドル(2016年,世界銀行)。


このページのトップへ戻る
報道発表へ戻る