食料安全保障

国際連合食糧農業機関(FAO)の概要

(The Food and Agriculture Organization of the United Nations)

平成29年4月3日

1 設立等

  • (1)設立 1945年10月16日(我が国は1951年に加盟)
  • (2)加盟 194加盟国,1加盟組織(欧州連合(EU)),2準加盟国(2016年9月現在)

2 目的及び機能

(1)目的

 以下の施策を通じた世界経済の発展及び人類の飢餓からの解放

  • (ア)世界各国国民の栄養水準及び生活水準の向上
  • (イ)食料及び農産物の生産及び流通の改善
  • (ウ)農村住民の生活条件の改善

(2)機能

(ア)国際条約等の執行機関としての国際的ルールの策定

 例:国際植物防疫条約(IPPC),FAO/WHO合同食品規格(Codex)委員会,食料及び農業のための植物遺伝資源に関する国際条約(ITPGR)

(イ)世界の食料・農林水産物に関する情報の収集・伝達,調査分析及び各種統計資料の作成等

 例:世界食料農業白書,GIEWS(世界食料農業情報早期警戒システム)

(ウ)国際的な協議の場の提供

 例:総会,国際栄養会議(ICN)等国際会議の開催

(エ)開発途上国に対する技術助言,技術協力

 例:フィールド・プロジェクトの実施等

3 事務局

  • (1)本部別ウィンドウで開く:ローマ(イタリア)
  • (2)事務局長:ジョゼ・グラツィアーノ・ダ・シルバ氏
    Dr.Jose Graziano da Silva,ブラジル出身,2012年1月就任,2015年6月再選。任期は2019年7月末まで)
  • (3)事務所等:5地域事務所,9地域支所,100国別事務所,6連絡事務所
    駐日連絡事務所別ウィンドウで開くが横浜市に所在。所長はチャールズ・ボリコ(コンゴ民主共和国))
  • (4)職員数:999人(うち日本人職員数:32人(約3%))
    (ただし専門職(Pレベル)以上かつ通常予算による職員のみ,2017年1月末現在)

4 運営組織

  • (1)総会:最高意思決定機関。ローマ本部にて隔年開催(次回は2017年7月)。
  • (2)理事会:総会で選出される49か国の理事国(任期3年)で構成(任期3年)(我が国は1954~61年及び1965年以降理事国)。総会開催年は3回,総会のない年は2回開催。
  • (3)常設委員会:理事会で委員が選出され,理事会に報告する計画,財政,憲章法務委の3理事会委員会(任期2年,日本は2015年7月から計画委)のほか,参加を希望する加盟国で構成され,理事会及び総会に報告する農業,林業,水産,商品問題の4技術委員会を設置。
    注:運営組織には含まれないが,FAO,国際農業開発基金(IFAD)及び国連世界食糧計画(WFP)により共同で運営される世界食料安全保障委員会が総会に報告している。

5 財政

(1)予算(加盟国の分担金)(2か年予算,総額は総会で決定)

  • (ア)2014-2015年:総額約1,015百万ドル
  • (イ)2016-2017年:総額約1,015百万ドル

(2)我が国の分担金額(2016年)

  • (ア)分担金額:約53百万ドル(約64億円)
  • (イ)分担率 :10.834%(2013-15年国連分担率に準拠)

 ((注)我が国は米国(分担率22%)に次ぐ第2位の分担金拠出国。)


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