報道発表

千玄室大宗匠の外務省参与の任期更新

平成30年4月3日
千玄室大宗匠の外務省参与の任期更新1
千玄室大宗匠の外務省参与の任期更新2
千玄室大宗匠の外務省参与の任期更新3

1 本3日,河野太郎外務大臣は,千玄室(せん・げんしつ)大宗匠に対し,茶道(ちゃどう)を通じた日本文化の紹介及び国際文化交流の促進,並びに,日本と諸外国との相互理解と友好親善を推進することを目的とした外務省参与の辞令の交付(平成31年3月末まで任期更新)を行いました。

2 河野大臣から,千玄室大宗匠に対し,茶道を通じた諸外国との文化交流を精力的に進めていることへの賛辞・謝辞とともに,今後とも積極的に取り組んで頂くことを期待する旨述べました。

3 これに対し,千玄室大宗匠から,これまでの活動及び今後の予定にも触れつつ,今後とも茶道を通じて国際親善に向けた取組を行っていきたい旨述べました。

(注)千玄室大宗匠は,裏千家第15代前家元。第二次世界大戦において,特攻隊の部隊に属したこともある戦争経験者であり,戦後,茶道を通じて,平和の尊さを世界中で訴えてきた。また,平成14年から日本国連協会会長,平成17年から日本・国連親善大使,平成24年からユネスコ親善大使を務めるなど,国連の活動や日本の国連を通じた取組の支援も行っている。更には,平成29年には,2025年国際博覧会誘致特使として同博覧会の誘致活動にも協力している。


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