報道発表

千玄室ユネスコ親善大使の任命

平成24年3月6日
  1. 本6日(火曜日)(現地時間5日(月曜日)),フランスを訪問中の千玄室茶道裏千家前家元(第15代)は,パリのユネスコ本部において,イリーナ・ボコバ・ユネスコ事務局長(Irina Bokova, Director-General of the UNESCO)からユネスコ親善大使の任命書を授与されました。
  2. 千玄室ユネスコ親善大使の就任により,ユネスコの目的や活動が一層広く紹介されるとともに,我が国とユネスコとの関係が強化されることが期待されます。

【参考1】ユネスコ親善大使
 ユネスコ親善大使は,ユネスコの活動を支持する各界の著名人から成り,ユネスコの認知度の向上に貢献することを目的に設置され,千玄室茶道裏千家前家元を含め,世界各国の王族,芸術家,学者等現在50名が任命されている。平成元年からユネスコ親善大使として活躍した平山郁夫画伯が平成21年12月に逝去した後,日本人の任命はなかった。なお、平成3年3月から平成11年11月まで藤森鉄雄氏(当時日本ユネスコ協会連盟会長)が親善大使として、また、平成3年9月から平成8年10月まで杉良太郎(山田勝啓)氏(歌手・俳優)が親善大使兼識字特使(国際識字年特使としては平成2年4月に就任)としてそれぞれ活躍された。

【参考2】 千玄室茶道裏千家前家元(第15代)
 千玄室氏は,長年にわたり,世界各地での平和祈念の献茶をはじめ,総合文化である茶道の精神を伝える行事を通じ,国際親善・交流活動や世界平和を希求する活動を活発に展開している。

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