報道発表

千玄室大宗匠の日本・国連親善大使としての委嘱期間延長及び外務省参与への任命

平成29年4月3日
(写真1)千玄室大宗匠と岸田大臣との握手
(写真2)千玄室大宗匠への外務省参与任命証手交の様子
(写真3)千玄室大宗匠と岸田大臣の懇談の様子
  1. 4月3日,岸田文雄外務大臣は,千玄室(せん・げんしつ)大宗匠に対し,日本・国連親善大使としての委嘱状(平成32年3月末まで委嘱期間を延長)及び茶道(ちゃどう)を通じた日本文化の紹介及び諸外国との文化交流の促進等を行う外務省参与(平成30年3月末まで)としての辞令の交付を行いました。
  2. 岸田大臣は,千玄室大宗匠に対し,日本・国連親善大使,ユネスコ親善大使,また,日本国連協会会長としての多大な貢献に心からの謝意を伝えるとともに,昨年12月の国連加盟60周年記念行事の開催や茶道を通じた文化交流を含む積極的な活動への感謝を述べました。
  3. これに対し,千玄室大宗匠からは,日本・国連親善大使及び外務省参与として,引き続き,国連に対する理解促進及び日本文化の発信に取り組みたい旨述べました。

(注)千玄室大宗匠は,裏千家第15代前家元。第二次世界大戦において,特攻隊の部隊に属したこともある戦争経験者であり,戦後,茶道を通じて,平和の尊さを世界中で訴えてきた。また,平成14年から日本国連協会会長,平成17年から日本・国連親善大使,平成24年からユネスコ親善大使を務めるなど,国連の活動や日本の国連を通じた取組の支援も行っている。


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