報道発表

ラオスに対する無償資金協力に関する書簡の交換

平成30年2月9日

  1. 1 本9日(現地時間同日),ラオス人民民主共和国の首都ビエンチャンにおいて,同地に出張中の薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官の立ち会いの下,我が方引原毅駐ラオス大使と先方カンパオ・ウーンタヴォン外務副大臣(H.E. Mrs. Khamphao Ernthavanh, Vice Minister of Foreign Affairs of the Lao People's Democratic Republic)との間で,19億4,000万円を限度とする無償資金協力「セタティラート病院及びチャンパサック県病院整備計画」に関する交換公文の署名が行われました。

    2 この計画は,ラオス政府が,首都及び地方のトップレファラル病院(地域の拠点となる高次医療機関)であり教育拠点であるビエンチャン特別市のセタティラート病院及び南部地域のチャンパサック県病院の施設及び医療機材を整備し,地域の医療人材の育成を支援するための資金を無償にて供与するものです。

    3 ラオスは,2016年時点の国連開発計画による「人間開発指数」が世界188か国中133位と,東南アジア地域で保健セクターの開発が遅れている地域の一つです。なかでも保健医療施設における,保健医療サービスの提供に必要な人材の不足や機材の劣化が大きな課題となっており,保健システムが依然脆弱な状況にあります。この計画により,両病院の外来患者数や手術件数などが増加することが期待されます(たとえばセタティラート病院では,外来患者数が,2016年時点の約93,500人から,2022年(事業完成3年後)に約115,000人に増加することが見込まれています。)。また,両病院とも,地域の保健短期大学等の実習受入先になっていることから,同病院の整備を通じて,医療従事者に対する卒前・卒後における臨床実習環境の改善にも寄与していきます。

    4 本件は,平成27年7月の第7回日メコン首脳会議で表明された今後3年間で7,500億円の支援(PDF)別ウィンドウで開く及び平成28年9月の「日・ラオス首脳会談」において安倍総理大臣から発表された「日ラオス開発共同計画」を具体化する取組の一環です。

    [参考]ラオス人民民主共和国基礎データ
     ラオス人民民主共和国は,面積約24万平方キロメートル,人口約649万人(2015年,ラオス統計局),一人当たり国民総所得(GNI)は1,730ドル(2015年,世界銀行)。


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