報道発表
河野外務大臣によるラジャオナリマンピアニナ・マダガスカル共和国大統領表敬
平成29年12月6日
本6日,河野太郎外務大臣は,公式実務訪問賓客として訪日中のラクトゥアリマナナ・ヘリー・マーシャル・ラジャオナリマンピアニナ・マダガスカル共和国大統領(H.E. Mr. Rakotoarimanana Hery Martial RAJAONARIMAMPIANINA,President of the Republic of Madagascar)を表敬したところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,今般大変素晴らしい共同声明(PDF)が発出され,ラバリ・ンジャカ外務大臣とも良い関係が築けたことは喜ばしく,引き続き国際場裡での連携を深めていきたい旨述べました。ラジャオナリマンピアニナ大統領から,今回の訪日が充実したものとなったことにつき謝辞を述べ,二国間関係を強化し,様々な国際社会の課題について両国の立場が一致していることを確認する機会となった旨述べました。
2 ラジャオナリマンピアニナ大統領から,マダガスカルは開発を進めるために友好国を必要としており,日本とは開発政策において人を中心に据えるという価値観を共有している旨述べました。河野大臣から,トアマシナ港拡張計画及びアンバトビ・プロジェクトについては,両国の象徴的な案件としてフォローしていきたい旨述べました。
3 河野大臣から,昨日の首脳会談において両首脳間で北朝鮮問題について認識が一致したことを歓迎したのに対し,ラジャオナリマンピアニナ大統領から,北朝鮮は国際社会の脅威であり,北朝鮮による国連安保理決議の完全な履行を求める旨述べました。
4 その他,国連安保理改革を始め,国際場裡における協力等につき,意見交換を行いました。