報道発表
インド国民に対するビザ緩和
（短期滞在数次ビザの申請書類の簡素化及び発給対象の拡大）
平成29年11月14日
1 我が国は，平成30年1月1日から，インド国民（一般旅券所持者）に対する短期滞在数次ビザの緩和措置を以下のとおり実施します。
（1）申請書類の簡素化
これまで申請に必要とされてきた書類のうち，「申請人の在職証明書」及び「数次の渡航目的を説明する資料」を今後は不要とします。これにより，数次ビザは，基本的に3種類の申請書類（（ア）旅券，（イ）ビザ申請書，（ウ）経済力を証明するもの（観光目的の場合）／一定の企業への所属を証明するもの（商用目的の場合））により申請できるようになります。
（2）発給対象の拡大
過去1年間に2回以上の訪日歴がある方に対しては，他の要件なしで数次ビザ（有効期間最長5年，滞在期間最長90日）が発給できるようになります。この場合，基本的に旅券とビザ申請書のみで申請ができるようになります。
2 今回の措置によって，観光やビジネス目的で訪日するインド人の利便性向上や訪日リピーターの増加等，ひいては日・インド間の人的交流の一層の活発化に資することが期待されます。
3 なお，我が国は，本年2月にも若年層の訪日促進に資するべく，インド人学生等に対して，一次ビザ申請に必要とされていた経済力を証明するものを，在学証明書で代替できるよう，申請書類の簡素化を行っています。
（注）詳細は，追って，外務省ホームページ上で公表予定。