報道発表
第3回ユース非核特使フォーラム
平成29年11月10日
1 11月26日午後2時から、外務省は「第3回ユース非核特使フォーラム」を広島平和記念資料館メモリアルホール(於:広島市)で開催します。
2 同フォーラムでは、国内及び米国やロシアを含む核兵器国のユース非核特使経験者等が登壇し、活動発表や「核兵器のない世界」の実現に向けた議論を行います。また、フォーラムの開催に先立ち、同日の午前中には、登壇するユース非核特使経験者による慰霊碑参拝・献花、被爆体験講話の聴講等の被爆の実相プログラムを実施する予定です。
3 外務省はこのフォーラムの聴講を希望される方を募集(PDF)します。
[参考]ユース非核特使(概要)
(1)被爆者の高齢化が進む中で、被爆の実相の次世代への継承と活動の後押しを行うことを目指し、軍縮・不拡散分野で活発に活動する若い世代の人々に対して外務省として「ユース非核特使」の名称を付与するもの。2013年4月9日にオランダのハーグで開催された軍縮・不拡散イニシアティブ(NPDI)第6回外相会合において、岸田文雄外務大臣(当時)が「ユース非核特使」制度の立ち上げを表明し、これまで、23件246名に委嘱。
(2)なお、この制度の基となった「非核特使」は、各種国際会議、原爆展やイベント等の様々な国際的な機会を通じて、自らの実体験に基づく被爆証言を実施する被爆者等に対し、外務省として、核兵器使用の惨禍の実相を広く国際社会に伝達し将来世代に継承していくことを内容とする業務を委嘱しているもの。2010年9月の第1号案件以降、現在までに計90件、延べ280名に対して「非核特使」を委嘱している。