報道発表

フィリピンに対する円借款の供与(事前通報)

平成29年8月8日
フィリピンに対する円借款の供与1
フィリピンに対する円借款の供与2

1 本8日(現地時間同日),フィリピン共和国の首都マニラで実施された河野太郎外務大臣のロドリゴ・ドゥテルテ・フィリピン共和国大統領(H.E. Mr. Rodrigo R. Duterte, President of the Republic of the Philippines)への表敬において,「カビテ州産業集積地洪水対策計画」の円借款の供与(供与限度額159億2,800万円)に関する事前通報を行いました。今回の事前通報を踏まえ,今後,我が国とフィリピン政府との間で,円借款の供与に関する交換公文を締結する予定です。

2 対象案件の概要案件位置図(PDF)別ウィンドウで開く
 「カビテ州産業集積地洪水対策計画」(供与限度額159億2,800万円)
 この計画は,カビテ州において洪水対策を実施することにより,産業集積地を中心とする同地域の洪水被害の軽減を図るものです。この計画の実施によりフィリピンの脆弱性の克服及び持続的経済成長に寄与することが期待されます。

3 供与条件

(1) 金利 年0.3%
(2) 償還期間 40年(10年の据置期間を含む。)
(3) 調達条件 アンタイド

(参考)フィリピン共和国基礎データ
 フィリピン共和国は,面積約30万平方キロメートル(日本の約8割),人口約1億98万人(2015年,フィリピン国勢調査),人口一人当たりの国民総所得(GNI)は3,580ドル(2016年,世界銀行)。


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