報道発表
日メコン連結性イニシアティブ
第2回シニア・レベル・ワーキング・グループの開催
平成29年6月27日
1 本27日,バンコクにおいて,日メコン連結性イニシアティブの第2回シニア・レベル・ワーキング・グループ(SLWG)が開催されました。
2 今次SLWGでは,日本の他,メコン各国(カンボジア,ラオス,ミャンマー,ベトナム,タイ(CLMVT))の関係省庁局長及び局次長級が参加し,日メコン連結性イニシアティブの進捗状況を確認するとともに,特に,通関や経済回廊の周辺開発といったソフト連結性を高めていくための課題について議論しました。
3 日本政府としては,引き続きメコン地域の連結性強化に向けて積極的に取り組むとともに,SLWGでの議論が,タイが進めているCLMVTマスタープランの作成に貢献することを期待します。
(参考)
日メコン連結性イニシアティブは,昨年5月岸田文雄外務大臣が提案し,同年7月の第9回日メコン外相会議にてメコン諸国とともに立ち上げた(PDF)もの。物理的な連結性の強化に加え,制度的・人的連結性の強化に取り組むことにより,メコン地域の「生きた連結性」を強化するためのイニシアティブ。SLWGは,同イニシアティブを具体的に進めるための会合。第1回SLWGは,平成28年8月25日にバンコクにて開催され,南部経済回廊・東部経済回廊・北部回廊の活性化について議論を行った。