報道発表
齋木外務事務次官とブリンケン米国国務副長官の会談
平成28年4月18日
本18日午前11時35分から約2時間,齋木昭隆外務事務次官は,訪日中のトニー・ブリンケン米国国務副長官(Mr. Tony Blinken, Deputy Secretary of State of the United States)と昼食を交えつつ会談したところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,齋木次官から,熊本県熊本地方を震源とする地震に関し,米国政府から温かいお見舞いの言葉に加え,米軍による迅速な支援の申し出があったことに対して感謝の意を表し,ブリンケン副長官からお見舞いの言葉と共に,米国はあらゆる支援を日本に提供する用意がある旨述べました。
2 両者は,厳しさを増す東アジアの安全保障環境にあって,日米首脳・外相会談を含め,様々なレベルで緊密に連携していることの重要性について一致しました。
3 加えて,両者は,北朝鮮への対応に当たり,引き続き日米及び日米韓で連携して対応していくことで一致するとともに,先般の日米韓首脳会談の要請に基づき,4月19日にソウルで予定されている日米韓次官協議等の機会を通じ,日米韓の協力を進めていくことで一致しました。
4 この他,両者は,東アジア情勢,海上安全保障,中東情勢等についても意見交換を行い,日米協力の重要性を確認しました。