アメリカ合衆国

日米外相会談

平成28年4月11日

英語版 (English)

  • 日米外相会談1
  • 日米外相会談2
  • 日米外相会談3

 4月11日(月曜日)午前8時から約40分間,広島出張中の岸田大臣は,ケリー国務長官との間で日米外相会談を行ったところ,概要以下のとおりです。

1 冒頭発言

 岸田大臣から,広島でG7外相会合を開催できることは非常に意義がある,本日はケリー長官を始めG7外相と平和記念公園を訪問する歴史的な日になる,ぜひ広島から世界に向けて,明確な平和のメッセージを発信したい旨発言しました。また,米国外交センターに寄贈する外交資料のレプリカの寄贈を行い,日米同盟の基盤となった日米の長い歴史を振り返る貴重な展示となることを期待する旨発言しました。
 これに対しケリー長官から,寄贈に対する謝意が表明されるとともに,今回の広島訪問について,広島は友人である岸田大臣の地元であること,また,日米関係の強さや,戦争中の困難な時期から今日まで日米が共に歩んできた道のりに関する特別な意味を有することから,特に嬉しく思う,本日,岸田大臣や他のG7外相と平和記念公園を訪問することを嬉しく思う,訪問の中で,平和や,強い同盟が共に世界をより平和にするために取り組むことが重要であり,軍縮・不拡散に向けて日米両国のリーダーシップが重要である,今回の訪問は,現在や将来に関するものであり,特に日米が構築した関係の強さに関するものであって,日米が共有する友好関係,同盟の強固さ,我々が共に平和に向けて取り組まなければならないことを強力に想起させるものである,日本が強力な同盟国であること,国際社会でアフガニスタンやシリア等の問題について重要な役割を果たしていることに感謝する旨発言がありました。

(注)リンカーン大統領発徳川家茂将軍宛親書,ブキャナン大統領の肖像入りメダル及び金時計のレプリカを寄贈。親書は,タウゼント・ハリス初代米国公使の離任の際に,1861年11月14日にリンカーン大統領が署名した徳川家茂将軍宛のもの。メダル及び金時計は,1860年(万延元年),日米修好通商条約の批准書交換のため渡米した新見正興を正使とする幕府使節団(「万延元年遣米使節」)に送られたもの。

2 日米安保

 岸田大臣から,平和安全法制(PDF)別ウィンドウで開く新ガイドライン等を併せ,日米同盟の抑止力を更に強化したい,辺野古埋立て承認に関する訴訟について,辺野古が唯一の解決策とする立場は不変であり,「急がば回れ」の考えの下,和解を決断したものである旨発言した上で,辺野古移設を一日も早く完了することにより,普天間返還を実現したい旨述べるとともに,沖縄の負担軽減について,引き続き共に取り組んでいきたい旨述べました。これに対し,ケリー長官からは,和解に関する日本政府の考えを十分に理解する,引き続き沖縄の負担軽減に協力していきたい旨発言がありました。
 また,ケリー長官から,北朝鮮や東シナ海,南シナ海等において安全保障環境が厳しさを増す中で,米軍のプレゼンス,日米同盟の重要性が増している旨発言があり,両者は,日米同盟強化に連携して取り組むことで一致しました。

3 TPP

 両者は,TPP協定の早期発効が重要であるとの認識で一致しました。

4 地域情勢

 両者は,地域情勢についても議論し,日米が引き続き緊密に連携しつつ,関係国とも協力していくことで一致しました。
 また,ケリー長官から,テロや暴力的過激主義対策が重要であり,日本の貢献を評価する旨の発言があり,岸田大臣から,引き続き日米で緊密に連携したい旨述べました。


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