報道発表
国際原子力機関理事等による木原外務副大臣表敬
平成28年2月22日


1 本22日,午前11時から約30分間,木原誠二外務副大臣は,訪日中の国際原子力機関(IAEA)理事等(エジプト,ラトビア,南アフリカ共和国,マレーシア,フィリピン,スイス)6名の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
2 冒頭,木原副大臣から,今回の訪日を歓迎し,先進的な放射線の利用をはじめとする我が国の原子力の平和的利用の取組及び東京電力福島第一原発事故後の取組について理解を深められることを期待する旨述べました。また,木原副大臣は,本年は,我が国がG7の議長国であり,「核なき世界」を追求する思いに基づき,軍縮・不拡散の双方の取組を引き続き着実に強化していきたい旨述べました。さらに,イランの核合意の履行検証や原子力の平和的利用の取組を始め,IAEAの果たすべき役割はますます重要であり,IAEA理事国とも緊密に協力していきたいと述べました。
3 これに対し,IAEA理事等は,我が国の招へいに謝辞を述べつつ,日本は平和利用イニシアティブ(PUI)などでIAEAの活動に重要な貢献をしている,今回の訪問では日本の原子力の平和的利用や原子力安全への取組に関する理解を深め,IAEAの場を通じて日本とそれぞれの国との連携を探る良い機会にしたいと述べました。