報道発表

南スーダン国際平和協力隊の派遣期間の延長等

平成28年2月9日

1 我が国は,国際連合南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に,平成23年11月から司令部要員を,平成24年1月から陸上自衛隊の施設部隊を派遣しています。
 南スーダンは,スーダンにおける長年の内戦を経て南北間の和平を達成した後,2011年(平成23年)7月,独立を果たしました。しかしながら,独立から4年半経過した今,国内における政治的混乱の解決が南スーダンの国造り支援の大きな課題となっています。南スーダンの平和と安定は,アフリカの平和と安定にとり重要です。このため,国際社会が協力して取り組む必要があります。
 こうした状況を背景に,昨年12月15日,安保理において,UNMISSの活動期間を2016年(平成28年)7月31日まで約8か月間延長する安保理決議第2252号が採択されました。
 これにを踏まえ,我が国の南スーダン国際平和協力業務実施計画を変更して,派遣期間を延長することとなりました。
 なお,国際平和協力法第7条第1号及び同条第3号の規定に基づき,変更に係る実施計画の内容及び変更前の期間における実施の状況について,国会に報告することとなっています。

2 変更内容

派遣期間の延長

  • 現行の派遣期間 :平成28年2月29日まで
  • 延長後の派遣期間:平成28年10月31日まで(8か月間の延長)

報道発表へ戻る