報道発表
国際緊急援助活動参加者に対する外務大臣感謝状授与式
2 授与式には,エボラ出血熱,モルディブにおける火災事故,エア・アジア航空機墜落事故,バヌアツにおけるサイクロン及びネパールにおける地震による被害に際して派遣された国際緊急援助活動に参加した約200名が出席し,木原誠二外務副大臣から感謝状を授与する予定です。
【参考1:西アフリカにおけるエボラ出血熱対応】
2014年3月にギニアで感染症例を確認。その後,リベリア及びシエラレオネ等の周辺各国及び欧米各国にも感染が見られた。2015年10月18日時点で,感染者数は28,512名,死亡者数11,313名(出所:WHO)。
(1)国連エボラ対応ミッション(UNMEER)との連携による派遣
ア 専門家チーム
派遣期間 | : | 2014年12月5日~12月10日 |
派遣人数 | : | 3名 |
派遣国 | : | ガーナ共和国 |
活動概要 | : | 東京都より供与を受けた個人防護具の輸送及び配布にかかる調整。 |
イ 自衛隊部隊
派遣期間 | : | 2014年12月5日~12月10日 |
派遣部隊数 | : | 2部隊 |
派遣国 | : | ガーナ共和国 |
活動概要 | : | 個人防護具の輸送及びUNMEERへの引渡し。 |
(2)WHOとの連携による専門家派遣
派遣期間 | : | 2014年5月~2015年6月の間に順次 |
派遣人数 | : | 延べ20名 |
派遣国 | : | リベリア共和国,シエラレオネ共和国 |
活動概要 | : | 疫学,感染予防等に関する支援。 |
【参考2:モルディブにおける火災による水供給不安定化対応】
2014年12月4日に発生したモルディブの首都マレ島における唯一の淡水化施設の火災を原因として,同地における水供給が停止する等,不安定化し,一刻も早い復旧が必要となった。
専門家
派遣期間 | : | 2014年12月15日~12月20日 |
派遣人数 | : | 1名 |
派遣国 | : | モルディブ共和国 |
活動概要 | : | 淡水化施設の復旧計画及び対応等に関する助言。 |
【参考3:エア・アジア航空機墜落対応】
2014年12月28日にインドネシア・スラバヤ発,シンガポール行きエア・アジア航空機8501便(計162人(乗客155人,乗員7人))が消息不明となる事案が発生し,インドネシア政府からの要請を受け,諸外国と共に捜索救助活動に参加した。
(1)捜索救助チーム
派遣期間 | : | 2014年12月31日~2015年1月10日 |
派遣人数 | : | 2名 |
派遣国 | : | インドネシア共和国 |
活動概要 | : | インドネシア政府及び支援国との調整。 |
(2) 自衛隊部隊
派遣期間 | : | 2014年12月31日~2015年1月11日 |
派遣部隊数 | : | 2部隊 |
派遣国 | : | インドネシア共和国 |
活動概要 | : | 活動概要:墜落した航空機搭乗者の捜索救助活動。 |
【参考4:バヌアツ・サイクロン被害対応】
2015年3月13日,バヌアツに上陸した大型サイクロン・パムの影響により,死者11名,バヌアツ全土の90%の建造物(家屋,政府庁舎,病院等)が損壊する被害が発生した。
医療チーム
派遣期間 | : | 2015年3月17日~3月30日 |
派遣人数 | : | 14名 |
派遣国 | : | バヌアツ共和国 |
活動概要 | : | 首都ポートビラ中央病院及び北部のペンテコスト島における診療活動。 |
【参考5:ネパール地震被害対応】
2015年4月25日,ネパールの首都カトマンズ北西約80キロの地点を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生。カトマンズを含む各地で,8,896名の死者及び22,302名(10月27日時点,ネパール政府情報)の負傷者を出す甚大な被害が発生した。
(1)救助チーム
派遣期間 | : | 2015年4月26日~5月9日 |
派遣人数 | : | 70名 |
派遣国 | : | ネパール連邦民主共和国 |
活動概要 | : | カトマンズ市内及び近郊における被災者の捜索救助活動。 |
(2)医療チーム
派遣期間 | : | 2015年4月28日~5月20日 |
派遣人数 | : | 延べ80名 |
派遣国 | : | ネパール連邦民主共和国 |
活動概要 | : | シンドゥパルチョーク郡バラビセ(カトマンズ市の東約60km)にて診療活動を実施したほか,カトマンズ市及び同市近郊にて,現地病院を支援。 |
(3)自衛隊部隊
派遣期間 | : | 2015年4月29日~5月22日 |
派遣部隊数 | : | 3部隊 |
派遣国 | : | ネパール連邦民主共和国 |
活動概要 | : | カトマンズ市内及び近郊における診療活動。 |