報道発表

「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界文化遺産推薦に係る推薦書(暫定版)のユネスコへの提出

平成27年9月8日

 本8日,外務省において世界遺産条約関係省庁連絡会議を開催し,我が国として「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(通称:世界遺産条約)に基づく「世界遺産一覧表」への記載に向け,「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」について,本年9月末までに推薦書(暫定版)を世界遺産条約の事務局であるユネスコ世界遺産センターへ提出することを決定しました。

(参考1)推薦書(暫定版)の提出

 毎年2月1日が締切りとされる世界遺産一覧表への正式な推薦にあたっては,「世界遺産条約履行のための作業指針」の規定により,前年9月末までに,推薦書(暫定版)を提出することにより,ユネスコからのコメント等を求めることができる。

(参考2)「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」推薦書提出に係る今後の予定

2015年9月中 ユネスコ世界遺産センターへ暫定版推薦書を提出。
2016年1月 世界遺産条約関係省庁連絡会議にて正式版推薦書を提出する案件を決定。同決定につき閣議了解。
2月1日まで ユネスコ世界遺産センターへ正式版推薦書を提出。
9月頃 諮問機関(イコモス(国際記念物遺跡会議))による現地調査。
2017年5月頃 イコモスによる評価結果及び勧告の通知。
7月頃 第41回世界遺産委員会にて世界遺産登録につき審議・決定。

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