報道発表

我が国核軍縮決議案及び小型武器決議案の国連総会本会議での採択

平成26年12月3日

1 本3日(現地時間2日),ニューヨークの国連本部において開催された国連総会本会議において,我が国が過去最多の116か国の共同提案国を代表して提出した核軍縮決議案(「核兵器の全面的廃絶に向けた共同行動」)が,賛成170,反対1(北朝鮮),棄権14(ブラジル,中国,キューバ,エジプト,印,イラン,イスラエル,モーリシャス,ミャンマー,パキスタン,露,シリア,ウガンダ,ジンバブエ)の圧倒的賛成多数で採択されました。

2 本決議案には,NPT締約国が2015年の運用検討会議でのNPT体制強化に向け協働することの重要性,核兵器使用による人道上の壊滅的な結末への十分な理解の必要性,北朝鮮に対する更なる核実験を行わないことの要請等の内容が含まれており,我が国として「核兵器のない世界」の実現に向けた国際的機運を一層高めることに貢献するものです。

3 また,同日,我が国,コロンビア及び南アフリカが提出した小型武器決議案「あらゆる側面における小型武器非合法取引」がコンセンサス採択されるとともに,我が国を含む武器貿易条約原提案国(我が国以外では,アルゼンチン,豪,コスタリカ,フィンランド,ケニア,英)が提出した武器貿易条約決議案が圧倒的多数にて採択されました。


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