報道発表
ムランボ=ヌクカUN Women事務局長による岸田外務大臣表敬
本26日午後2時55分から約15分間,岸田文雄外務大臣は,外務省の招へいにより来日したムランボ=ヌクカUN Women(ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関)事務局長(Her Excellency, Ms. Phumzile Mlambo-Ngcuka, Executive Director of UN Women)一行による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,岸田大臣から,ムランボ=ヌクカ事務局長の来日を歓迎し,同事務局長のリーダーシップに敬意を表するとともに,日本は「女性が輝く社会」の実現に向け国内外で積極的に取り組んでおり,特にUN Womenとの連携強化を重視している旨述べました。これに対し,ムランボ=ヌクカ事務局長より,昨年の国連総会において女性の社会進出やUN Womenに言及した安倍総理の演説がUN Womenの印象を変えたことをうれしく思う旨述べました。また,同事務局長から,日本のこれまでの支援,特に支援の増加への感謝の意を表明するとともに,女性の経済進出に関して日本は世界の模範となるのではないかとの発言がありました。
2 続いて,岸田大臣より,今月,中東・アフリカ諸国におけるUN Womenの案件に計約550万ドルを拠出したので,本年はUN Womenに1000万ドル超を拠出予定である旨述べるとともに,これはUN Women重視の現れである旨述べました。ムランボ=ヌクカ事務局長より,ポスト2015年開発アジェンダにおける女性の地位向上の扱いについて日本の貢献に期待するとともに,UN Womenとしても日本と協力していきたい旨述べました。
3 最後に,岸田大臣とムランボ=ヌクカUN Women事務局長は,引き続き連携を強化していくことを確認しました。