報道発表

エリザベス・ラスムーソン国連世界食糧計画(WFP)事務局次長による岸田外務大臣表敬

平成25年12月11日

 本11日午後5時20分から約20分間、岸田文雄外務大臣は、来日中のエリザベス・ラスムーソン国連世界食糧計画(WFP)事務局次長(Ms. Elisabeth Rasmusson, Assistant Executive Director, World Food Programme)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田外務大臣から、食料支援や母子の栄養改善、貧困からの自立といった人々の命を救う活動を行っているWFPは、人間の安全保障実現のための重要なパートナーであり、今後も連携を図っていきたい旨述べました。また、日本の拠出金の適正な活用や報告、WFPによる日本人職員の積極的な採用を要請しました。
  2. これに対して、ラスムーソン事務局次長から、日本からのWFPに対する継続的な支援に感謝の意を述べるとともに、食料及び栄養安全保障は人間の安全保障の実現に不可欠であるほか、アフリカ支援や保健分野の取組など日本とWFPの優先課題は共通しており、日本とより緊密に協力していきたい旨述べました。
  3. また、両者は、フィリピン台風被害への対応や女性の権利の促進・保護等に関する日本とWFPの協力につき意見交換を行いました。

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