報道発表
グローバルな食料安全保障への対応のための緊急無償資金協力等
令和5年3月3日
3月3日、日本政府は、ロシアによるウクライナ侵略の影響を受けて悪化している、グローバルな食料安全保障への対応として、国際機関を通じた4,500万ドルの緊急無償資金協力と、日本のNGOを通じた500万ドルの食料支援からなる総額5,000万ドルの食料関連支援を実施することを決定しました。
- 今回の緊急無償資金協力は、国連世界食糧計画(WFP)、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)を通じたアジア、中東及びアフリカ諸国・地域における4,000万ドルの食料支援、国連食糧農業機関(FAO)を通じたウクライナにおける500万ドルの農業生産支援を行うものです。
- また、本日、ジャパン・プラットフォーム(JPF)経由で、日本のNGOを通じた、中東及びアフリカ諸国における500万ドルの食料支援の実施も決定しました。この支援と上記緊急無償資金協力とを合わせ、総額5,000万ドルの食料関連支援を実施します。
- 日本政府は、G7を始めとする国際社会と連携しながら、世界の食料安全保障の確保のために取り組んでいきます。
(参考)国際機関等別支援額内訳
- (1)国際機関を通じた支援:4,500万ドル
- 国連世界食糧計画(WFP):3,500万ドル
食料・栄養支援 - 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA):500万ドル
食料支援 - 国連食糧農業機関(FAO):500万ドル
農業生産支援(小麦等の種子配布)
- 国連世界食糧計画(WFP):3,500万ドル
- (2)日本のNGO(ジャパン・プラットフォーム(JPF)経由)を通じた支援
食料・栄養支援:500万ドル