報道発表
岸田外務大臣の石川県訪問
(第五回「地方を世界へ」プロジェクト)(結果)



6月3日から4日まで,岸田文雄外務大臣は,石川県を訪問し,「地方を世界へ」プロジェクト第五弾として関連の行事に出席したところ,概要は次のとおりです。
なお,日程の一部には8か国の大使等からなる駐日外交団が同行し,また全ての日程に武井俊輔外務大臣政務官が同行しました。
1 駐日外交団との歓迎昼食会
岸田大臣は,6月3日,石川県金沢市の金城楼にて,谷本正憲石川県知事,山野之義金沢市長と共に,駐日外交団と石川県が誇る加賀料理を味わいながら,北陸,石川県の観光資源の海外への売り込み等をテーマに意見交換を行いました。
2 酒蔵「福光屋」視察
引き続き,岸田大臣は,酒蔵「福光屋」を視察し,日本酒の製法等に理解を深め,駐日外交団と共に,加賀文化の一端に触れました。
3 金沢百万石まつり視察
その後,岸田大臣は,山野金沢市長及び駐日外交団と共に,今年で第66回目を迎える金沢百万石まつりを訪れ,勇壮な「加賀とび行列」を観覧するとともに,400年前から伝わる伝統文化に触れ,駐日外交団と共に金沢,日本の伝統に思いを馳せました。
4 「箔一本店 箔巧館」での伝統工芸体験
更に,岸田大臣は,駐日外交団と共に,「箔一本店 箔巧館」を訪問し,金沢の伝統工芸である金箔の製造過程等についての説明を受け,繊細技術を知るとともに,金箔貼りの体験を通じ,駐日外交団と共に日本の伝統工芸を直に体験しました。
5 石川県経済関係者との夕食懇談
岸田大臣は,6月3日夜,地元経済界の方々と夕食をとりながら,北陸・石川県経済の更なる活性化,北陸・石川県のあふれる魅力の効果的な発信について意見交換を行いました。
6 シンポジウム「岸田大臣と語る:北陸・石川県の魅力を世界に発信」
岸田大臣は,6月4日午前,外務省が金沢大学宝町キャンパスで開催したシンポジウム「岸田外務大臣と語る:北陸・石川県の魅力を世界に発信」で,基調講演を行うとともにパネルディスカッションに参加しました(基調講演(PDF)/基調講演使用スライド(PDF)
)。
シンポジウムでは,武井大臣政務官及び山崎光悦金沢大学長の挨拶に続き,岸田大臣から北陸・石川県の魅力発信をテーマとした基調講演を行い,その中でSDGsに関する取組の重要性,現下の喫緊の課題である朝鮮半島情勢についても言及しました。
続いて行われたパネルディスカッションには,山野金沢市長,大沼洋美株式会社ヒロ代表取締役社長,平本督太郎金沢工業大学情報フロンティア学部講師,岸田大臣及び武井大臣政務官がパネリストとして登壇し,北陸・石川県の魅力の発信等に関する活発な議論が行われました。
[参考1]同行の駐日外交団 国名
ベネズエラ,ニカラグア,デンマーク,ニュージーランド,フィンランド,キューバ,オーストラリア,韓国(計8か国)
[参考2]株式会社「福光屋」
寛永2年(1625年)創業の金沢で最も長い歴史を持つ酒造メーカー。生産高万石単位の酒蔵では日本初の純米蔵。代表的な日本酒として,「福正宗」や「加賀鳶」等がある。
[参考3]金沢百万石まつり
加賀藩祖・前田利家公が天正11年(1583年)6月14日,金沢城に入城し,金沢の礎を築いた偉業をしのんで開催されているもの。現在の金沢百万石まつりは,昭和27年に金沢市と金沢商工会議所が中心となって開催した商工まつりが第1回目であり,今年が第66回目。
[参考4]株式会社「箔一」
昭和50年(1975)創業の金沢箔総合メーカー。金箔を用いた工芸品や,化粧品,食品等で有名。
関連リンク
- 岸田外務大臣の石川県訪問(第五回「地方を世界へ」プロジェクト)(報道発表)(平成29年5月18日)
- 岸田外務大臣の青森県及び北海道訪問(第四回「地方を世界へ」プロジェクト)(結果)(報道発表)(平成29年4月23日)
- 岸田外務大臣の熊本県及び福岡県訪問(第三回「地方を世界へ」プロジェクト)(結果)(報道発表)(平成29年3月12日)
- 岸田外務大臣の沖縄県訪問(外務省沖縄事務所開設20周年記念レセプション,県内関係者との意見交換,「地方を世界へ」プロジェクト)(結果)(報道発表)(平成29年2月26日)
- 岸田外務大臣の宮城県訪問(「地方を世界へ」プロジェクト)(結果)(報道発表)(平成28年11月23日)
- 外務大臣と語る
- グローカル外交ネット
- 駐日外国公館
-
石川県庁ホームページ
-
金沢市役所ホームページ
-
金沢大学ホームページ