報道発表

岸田外務大臣の宮城県訪問(「地方を世界へ」プロジェクト)(結果)

平成28年11月23日

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  • 岸田外務大臣の宮城県訪問(「地方を世界へ」プロジェクト)1
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  1.  本23日,岸田文雄外務大臣は,地方の魅力をグローバルに発信する新たな取組「地方を世界へ」プロジェクトの一環として,7か国の駐日外交団とともに宮城県を訪問しました。日程を通じ,岸田大臣からは,22日の東北地方における地震の影響を受けた現地の方々にお見舞いを申し上げるとともに,昨年3月に仙台で開かれた国連防災世界会議の結果も踏まえ,国際的な防災協力を外務省としてより一層進めていくとの決意を表明しました。本件訪問の意義と概要は以下のとおりです。全ての日程には,武井俊輔外務大臣政務官が同行しました。

    1 意義 

    (1)このプロジェクトは,外務大臣が,自ら駐日外交団とともに我が国の地方を訪れてその素晴らしさを共有し,地元の方々と対話を行い,地方の魅力を世界に発信することにより,地方と世界をつなぎ,地域の更なる活性化を目指すものです。

    (2)今回の宮城県訪問を通じ,宮城県の牡蠣のような地方が誇る産品や,瑞巌寺のような地方の名所を世界にPRし,また,仙台市長,宮城県副知事をはじめ宮城県の経済界や大学関係者,学生を含む様々な方々と直接意見交換を行い,訪日観光及び国際交流の促進につなげるための議論を深めることができました。

    (3)東北大学におけるシンポジウムでは,地方産品の販路拡大,訪日観光の促進,そして国際交流の促進の三つの柱から成る,我が国の地方の魅力を世界に発信するための新たなアクションプランを発表しました。

    2 概要

    (1) 松島大漁かきまつりin 磯島への参加
     岸田大臣は,本23日午前,宮城県松島町磯崎字磯島において,「第10回松島大漁かきまつりin磯島」に参加し,挨拶を行うとともに,駐日外交団,櫻井公一松島町長他とともに震災復興を祈念して餅まきを行い,また,会場内にある囲炉裏で地元の方々と牡蠣を食べながら交流し,地域の魅力を発信しました。

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    (2)瑞巌寺視察
     上記に続き,岸田大臣は,同行の駐日外交団とともに瑞巌寺(宮城県松島町)を訪問し,櫻井松島町長及び瑞巌寺住職による説明を受けながら,参道を通り,本堂を視察しました。

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    (3)観瀾亭における駐日外交団との意見交換及び懇談
     上記に続き,岸田大臣は,宮城県松島町の観瀾亭において,櫻井松島町長主催により,同行の駐日外交団と「大使から見た日本の地方の魅力」をテーマに意見交換及び懇談を行いました。出席した大使から,本日訪れた松島の素晴らしさを理解したとの発言が相次ぐとともに,松島のような地方の美しい自然や文化を効果的に海外へ発信していく方法等について意見が出されました。

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    (4)宮城県経済関係者との昼食会
     岸田大臣は,同日午後,宮城県経済界関係者等と東北及び宮城の魅力のグローバルな発信のあり方等について意見交換を行いました。経済関係者からは,風評被害の払拭,東北産品の販路回復,インバウンドの活性化といった分野において要望が出されるとともに,外務省と協力して対外発信などに取り組んでいきたい等の意見が出され,活発な議論がなされました。

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    (5) シンポジウム「岸田外務大臣と語る:力強く復興している東北の魅力をグローバルに発信するには」基調講演使用スライド(PDF)別ウィンドウで開く
     岸田大臣は,同日午後,東北大学片平キャンパスにおいて,シンポジウム「岸田外務大臣と語る:力強く復興している東北の魅力をグローバルに発信するには」に出席しました。
     このシンポジウムでは,武井政務官の挨拶に続き,岸田大臣は「力強く復興している東北の魅力をグローバルに発信するには」をテーマとした基調講演日本語(PDF)別ウィンドウで開く英語(PDF)別ウィンドウで開く)を行い,その中で,地方産品の販路拡大,訪日観光の促進,そして国際交流の促進の三つの柱からなる,我が国の地方の魅力を世界に発信するための新たなアクションプランを発表しました。その後,パネル・ディスカッションが行われ,最後に質疑応答が行われました。
     パネル・ディスカッションには,里見進東北大学総長,奥山恵美子仙台市長,岩佐大輝株式会社GRA代表取締役CEO,岸田大臣及び武井政務官がパネリストとして登壇し,「東北は魅力的なコンテンツの固まりであり,それをいかに生かし,発信するべきか」「魅力の発信には,国,自治体,学術機関,企業等の様々なプレーヤーの連携が重要」「東北に魅力を感じる外国人からの意見を積極的に学ぶべき」といった意見が出され,示唆に富んだ活発な議論が行われました。また,参加者からも「風評被害にどう対応すべきか」「外国人旅行客を増やすにはどうすべきか」といった質問がなされ,会場では時折笑いも交えつつ,活発な質疑応答がなされました。

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    (6)学生・留学生との懇談
     上記シンポジウムに続き,岸田大臣は,同大学の日本人学生及び外国人留学生約10名と懇談しました。海外生活経験のある日本人学生や諸外国からの留学生ならではの視点で,東北や日本の魅力について,またそれをいかにして世界に効果的に発信していくかについて,例えば外国人が実際に東北の農水産業を体験できる体験型ツアーの企画や東北の一般の方々の日常生活の動画発信など,日頃考えている様々な意見が岸田大臣に直接伝えられ,和やかな雰囲気の中で活発な意見交換が行われました。

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    (参考1)同行の駐日外交団 国名
       イスラエルドイツメキシコインドスイスフランス韓国
       (計7か国。これらの国は東日本大震災の際,宮城県に援助隊の派遣等,人的支援を行った。)

    (参考2)松島大漁かきまつりin 磯島別ウィンドウで開く
     松島町磯崎字磯島が会場となり,今回の開催が第10回目。宮城県の牡蠣については,60年代末にフランスの養殖牡蠣が壊滅的被害を受けた際,宮城県が種(たね)牡蠣(がき)を提供した経緯があり,その後,東日本大震災の際,逆にフランスから東北の牡蠣養殖関係者へ資材提供等の支援があったとのエピソードがあり,岸田大臣からも挨拶で紹介した。

    (参考3)瑞巌寺別ウィンドウで開く
     天長5年(828年)慈覚大師によって創建されたと伝えられる天台宗延福寺をその前身とする。伊達政宗の菩提寺。現在の建物は,慶長14年(1609年),政宗が5年の歳月をかけて完成させたものとされている。

    (参考4)観瀾亭別ウィンドウで開く
     「観瀾」とは,さざ波を観るという意味。観瀾亭は,もともと豊臣秀吉の伏見桃山城にあった茶室を政宗がもらい受けて江戸の藩邸に移築していたものを,二代藩主忠宗が海路でここに移したと伝えられている。
     建物は東南に向きこけら葺きの京間18畳2室からなり,四方縁をめぐらし,屋根は寄棟造りで軽快な起りを持つ簡素明快な建物で,県有形文化財。 床の間の張付絵や襖絵は,壮麗な極彩色で,仙台藩絵師佐久間修理の作,国重要文化財に指定されている。

    (参考5)出席した宮城県経済関係者
     奥山仙台市長,若生(わこう)宮城県副知事,鎌田宮城県商工会議所連合会会長,佐藤宮城県商工会連合会会長,大山仙台経済同友会代表幹事,四竈(しかま)みやぎおかみ会会長,海輪(かいわ)一般社団法人東北経済連合会会長,佐浦浦霞醸造元株式会社代表取締役,佐浦有限会社東北工芸製作所代表取締役,及川(有)オイカワデニム社長,渡部公益社団法人日本青年会議所東北地区宮城ブロック協議会会長


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