談話
ボコバ・ユネスコ事務局長の再任について(外務大臣談話)
平成25年11月12日
1 第37回ユネスコ総会において,イリーナ・ボコバ・ユネスコ事務局長が再任されたことを歓迎します。
2 ボコバ事務局長は松浦前事務局長の改革路線の後継者であり,これまでの4年間の実績を踏まえ,今後も,堅実にユネスコの組織運営及び事業活動に取り組んでいくことを期待します。
3 我が国としても,ユネスコ及びボコバ事務局長を引き続き積極的に支援していきます。
(参考)
1 ユネスコ事務局長選挙
10月4日,ユネスコ執行委員会において次期事務局長選挙が行われ,現職のボコバ事務局長が有効票数の過半数を得て次期事務局長に指名 (nominate)されたことを受け,11月12日,第37回ユネスコ総会において全加盟国による投票(秘密投票)が行われ,ボコバ事務局長が正式に任命(appoint)された。
2 ボコバ次期ユネスコ事務局長のプロフィール
1952年6月生まれ(61歳)。モスクワ国際関係国立研究所(MBA取得),メリーランド大学等。77年ブルガリア外務省入省,本省及び国連代表部勤務等を経て,95年から欧州統合担当長官(その間,国際機関担当第一副外務大臣,ブルガリア-EU関係チーフ調整官等を務める),96年11月から翌年2月まで外務大臣,2001年6月から国会議員(外交防衛委員会副議長),05年6月からブルガリア・ユネスコ代表部兼駐仏・モナコ大使を務め,09年11月から現職。