アメリカ合衆国

令和元年11月13日

 本13日午前10時10分頃から約15分間,菅義偉内閣官房長官は,訪日中のマーク・ミリー米統合参謀本部議長(陸軍大将)(General Mark A. Milley, Chairman of the Joint Chiefs of Staff)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,菅官房長官から,ミリー議長の就任への祝意を表するとともに,「頻繁な要人往来を通じ,日米の絆は一層強固となっている」旨述べました。これに対し,ミリー議長から,「早期に訪日が実現できて大変うれしく思う,日米同盟の強化に向け,より一層取り組んでいきたい」旨述べました。

2 続けて,双方は,日米同盟は,インド太平洋地域の平和,安全及び繁栄の礎であることを確認し,多方面において日米協力が着実に進展していることを歓迎するとともに,引き続き連携を強化していくことで一致しました。

3 双方は,直近の北朝鮮による弾道ミサイル発射事案を含め,北朝鮮をめぐる最新の情勢について意見交換を行い,日米韓の連携の重要性や北朝鮮のCVIDを目指していくことを確認し,引き続き,日米で緊密に連携していくことを確認しました。菅官房長官から,拉致問題の早期解決に向け,米国政府の協力を要請し,双方は引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

4 また,菅官房長官から,在日米軍の安定的駐留のためには地元の理解が不可欠であり,安全な訓練実施,事件事故での円滑な対応のために緊密に協力していくよう求めました。


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