アメリカ合衆国

令和元年11月12日
(写真1)表敬を受ける安倍総理大臣の様子1 表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
(写真2)表敬を受ける安倍総理大臣の様子2 表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
(写真3)表敬を受ける安倍総理大臣の様子3 表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 本12日午前10時15分頃から約45分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のマーク・ミリー米統合参謀本部議長(General Mark A. Milley, Chairman of the Joint Chiefs of Staff)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです(日本側から,西村明宏内閣官房副長官,米国側から,ジョセフ・ヤング駐日米国臨時代理大使(Mr. Joseph Young, Charge d’Affaires ad interim, US Embassy in Japan)他が同席。)。

1 安倍総理大臣から,ミリー議長の就任への祝意を表するとともに,「トランプ大統領との個人的信頼関係や,平和安全法制新ガイドライン(PDF)別ウィンドウで開くにより,日米同盟は史上かつてなく強固であり,引き続き同盟の抑止力・対処力の強化したい,『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向け,日米で連携と協力を深めたい」旨述べました。これに対し,ミリー議長から,「日米の強力な同盟関係を今後も維持していきたい,米国も『自由で開かれたインド太平洋』にコミットしている」旨述べました。

2 続けて,双方は,日米安保・防衛協力や地域情勢について幅広く意見交換を行いました。双方は,東シナ海及び南シナ海における現状を変更しようとする一方的な試みに関し,深刻な懸念及び強い反対の意を表明するとともに,直近の北朝鮮による弾道ミサイル発射事案を含め,北朝鮮をめぐる最新の情勢について意見交換を行い,日米韓の連携の重要性や北朝鮮のCVIDを目指していくことを確認し,引き続き,日米で緊密に連携していくことで一致しました。また,先方から,中東における航行の安全確保に向けた,我が国独自の取組としての情報収集態勢強化のための自衛隊アセットの活用に係る具体的な検討に関し,謝意の表明がありました。

3 また,在日米軍の駐留に関し,安倍総理大臣から,「安定的駐留を確保するためには,地元の人々の理解を維持していくことが重要である。そのためにも,沖縄の負担軽減を着実に実施していきたい。」旨述べ,双方は,引き続き日米で緊密に連携していくことを確認しました。


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