アメリカ合衆国
ミリー米陸軍参謀総長による安倍総理大臣表敬
平成29年9月15日
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
本15日午後6時15分から約35分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のマーク・A・ミリー米陸軍参謀総長(陸軍大将)(General Mark A. MILLEY, Chief of Staff of the U.S.Army)の表敬を受けたところ,概要以下のとおりです(米側から,ウィリアム・ハガティ駐日米国大使(Mr. William Hagerty, U.S.Ambassador)他,日本側から,野上浩太郎内閣官房副長官他,同席。)。
1 安倍総理大臣から,本日の日本を越えてのミサイル発射のように,北朝鮮が極めて危険な挑発行為を繰り返す中,ミリー参謀総長の訪日は,いかなる事態においても日米は共にあるという日米同盟の強い絆を示すもの,トランプ大統領による「全ての選択肢がテーブルの上にある」との強いコミットメントを高く評価しており,また,拡大抑止を含め,日本の防衛に対する決意を評価している,今後とも強固な同盟を更に強固にし,北朝鮮の国際社会に対する挑戦的な政策を変えさせていかなければならない旨述べました。これに対し,ミリー参謀総長から,日米は結束しており同盟はかつてなく強固である,米軍は即応態勢を整えており必要な時には米国民と同盟国を守る旨述べました。
2 引き続き双方は北朝鮮情勢について議論し,北朝鮮に対する圧力を引き続きかけていくこと,また,日米,日米韓の連携を強化して対応していくことが重要であることにつき一致しました。さらにミリー参謀総長からは,日本を含む同盟国を防衛する義務を果たす旨の発言が改めてありました。