アメリカ合衆国

平成30年7月8日
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 本8日午前9時50分頃から約50分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のマイク・ポンペオ米国国務長官(The Honorable Mike Pompeo,Secretary of State of the United States)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 安倍総理大臣から,ポンペオ長官の訪日を歓迎するとともに,同長官が強いリーダーシップをもって北朝鮮と交渉されていることに敬意を表したい,同長官の訪日は,日米同盟の絆がかつてないほど強くなっていることを象徴するものである旨述べました。これに対し,ポンペオ長官から,安倍総理大臣と日本が,米国の偉大なパートナーであることに感謝する旨の発言がありました。

2 ポンペオ長官から,7月6日から7日の同長官の訪朝時の北朝鮮とのやり取りについて説明がありました。

3 両者は,全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な,検証可能な,かつ,不可逆的な廃棄を目指すとの共通の目標を確認するとともに,安保理決議の完全な履行に向けた具体的な行動を北朝鮮から引き出すべく協力していくことで一致しました。

4 安倍総理大臣から,先般の米朝首脳会談において,トランプ大統領から拉致問題を提起いただいたことに謝意を伝え,両者は,拉致問題の早期解決に向け,日米で協力していくことを確認しました。


アメリカ合衆国へ戻る